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評価:☆     血戦度:90%


評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


『あらすじ』


 かつて、国の教えに従い数々の試練を乗り越え、スパルタの王となったレオニダス。そんなスパルタに東方の大国ペルシアが使者をよこす。無条件降伏に等しい使者の言葉にレオニダス王は、スパルタの戦士としての在り方を示す。


 戦争をはじめるにあたって、司祭たちに神託を賜るも、汚れきった司祭たちは戦争に同意せず。レオニダス王は、スパルタの精鋭部隊・300人を伴って、国の法に背きながらも、ペルシア軍を迎え撃つ為に立ち上がる。


『感想』


 国に縛られることで、国を守れないのであれば、国を捨てて、国を守る。産まれた瞬間から「戦う」ことだけが生死を分かつスパルタの教育方針。レオニダス王の中に脈々と受け継がれる「スパルタの血」。敵の数にわずかな怯みを感じることもなく、己の肉体と結束力を信じ、100万の軍勢とガチンコ勝負!


 筋肉ムキムキ、咆哮を上げながら、圧倒的に多勢に無勢な状況でも、退却も降伏も「恥」とし、立ちはだかる300人の漢たちッ!独特な映像美と迫力で、魅せます。使者を突き落とすスローモーションやオラクルの神託シーンからがっつり心奪われました。


 単に正面からぶつかるだけではなく、地の利を活かし、敵の心理を読み、知略を匠に巡らせるレオニダスの勇姿がとにかくカッコイイ。戻ってはこれないと分かっていながらも、王に「骸になっても戻ってきて」と呟く妃も胸を打たれます。


 しかし、レオニダス率いる300人の精鋭部隊が前線で、まさに命がけの戦いをしている最中、スパルタでは不審な動きが。ある人物が志願するも、ある理由から前線に加わることを却下され、結果として、それが致命的なことになってしまう流れ、悔やまれます。


 敵国のペルシアも容赦なく、次から次へと兵士を投入。一般兵がダメなら、般若面をつけた不死の軍団&制御不能の怪力男、武装したサイ、巨大ゾウ、それとてスパルタの精鋭300人の前では、苦戦を強いられることに。


 300人の戦士たちが、斬りつけるシーンはスピーディーに見せるのではなく、スローにすることで個々の戦士の強さと連帯感がとても分かり易い。しかし、どんなに強靱な肉体と強い意志を持ってしても、体力の疲弊は免れない。


 弓矢が大空を覆うシーン、「いや、助からないだろ」とフツーなら思うところですが、なんだかこの300人ならなんとかしちゃいそーと。盾に突き刺さった矢を槍でへし折るシーン、シビれます。王の決断に報おうと、妃は妃でスパルタの議員たちを説得しよーとする様、女も強くあるべしとゆー教えを強く感じます。


 役者陣は、ほとんど知らない人ばかりですが、それだけに先入観もないだけに登場人物がとても猛々しく思えました。一方で、ちょっとイタい敵国の王。自らを「神」を称し、寛大な心でレオニダス王と徹底抗戦。自らは、戦うことはせず、レオニダスと対照的な描かれ方。あのクライマックスで「当たってくれーーッ!」と心の中で強く願ってしまいました。


 国の在り方を通すことと、国を守る事の難しさ、本当の敵は、目の前の100万の兵ではなく、心の隙を突かれた自国の者の中に居たとゆー哀しい一面も。最後の最後まで、援軍が間に合うことを祈らずにはいられませんでした。

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