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2007.03.24 蟲師

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評価:△


評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


『あらすじ』


 幼くして母親を鉄砲水で失ったヨキは、蟲師の「ぬい」に拾われる。成人となったヨキは、「ギンコ」と名乗り、蟲によって悩まされる人々を救う「蟲師」として、諸国を旅する。旅を続けるギンコは、ある雪深い山村で蟲によって音を奪われた人々で出会うことに。


『感想』


 まったく原作読んでません。あえてハッキリ言います。オダギリジョー×蒼井優が出演していたから観に行きました。はい、ミーハーです。で、ちゃんと原作を読んでいる友人と観に行きました。観に行く前から友人が「あの地味な漫画をどーやって…」と言ってたのですが、想像以上に地味でした。いや、地味なのが悪いとかそーゆー意味じゃないです(友人は、原作漫画けっこー好きと言ってましたし)


 物語の流れを追って感想を書けないので、部分的なレビューになります。設定として、一番喰いついたのは、「トコヤミ」と「銀蟲(←ギンコと読みますが、蟲の下に皿が付きます)」の関係性とその蟲に関わった者は、己も蟲になってしまうとゆーところは、面白かった。


 今から100年前の日本が舞台とのことですが、その設定を知らないと江戸後期ぐらいなのかな?と感じます。本編の中で「電気」とゆー単語が出てくるのでかなり近代化の波が近づいた日本とゆー感じなんでしょう。


 友人曰く「こりゃ、原作読んでないと…ツラいわ」と言ってました。確かに、雰囲気はあるのですが、蟲と蟲師の関係性も敵同士とゆーワケでもなく、退治とゆーよりは、治療に近い感じ。分かり易く言うと「蟲師」は、薬剤師みたいな感じですかね~。


 で、そんな蟲に取り憑かれた女性・淡幽役の蒼井優。1時間過ぎるあたりまでセリフありませんw蟲に浸食?されて苦しんでいる姿に妙に艶っぽいと思ってしまったり(爆)かと思えば、ギンコを救うために鉄の菜箸で蟲の文字を掴む様は、けっこーカッコイイです(ギンコよりは、派手な見せ場だったよーに思うw)


 ギンコの師匠?とゆーか育ての親・ぬい。原作では、どんな感じなのか知りませんが映画を観る限りでは、かなりホラーな存在として描かれてます(特に中盤過ぎから)んー説明がちょっと難しいのですが、ギンコは自分が「ヨキ」だった頃の記憶が無く、ぬいのことも覚えておらず、頭の片隅で覚えていた「銀蟲(ギンコ)」とゆー単語を自分の名前だと思い込んでしまったワケです。


 しかし、淡幽が聞いた「蟲の話」の書を紐解くことで、自分の幼い頃の記憶と邂逅するワケ、あーなんか書いてて回りくどい。観ていてあまり理解出来てないのに、それを書こうとするから更に訳分からなくなってくる(;´Д`)ノ


 
 ふたりの共演だけを目当てに観に行くと「う~ん」と首を捻ってしまいたくなる感じです。ぬいは、優しい心を持っていますが、描写は貞子や伽椰子に近いです。あと、着物姿の蒼井優が優雅に肘掛けのもたれている様がステキです。えぇ、これぐらい勘弁して下さい。ホント、書けないです。

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