上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

20070217163952.jpg


評価:◎  歌は心度:80%


評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


『あらすじ』


 アメリカ、デトロイトで未来のスターを夢見る3人のヴォーカリスト「ドリーメッツ」。その抜群の歌唱力を見抜かれ、中古車ディーラーのカーティスがマネージメントをすることに。ローカル・スターのジミーのバックコラーラスとして舞台に立つことに。


 抜群の歌唱力によって人気は急上昇。しかし、ヒット曲を出しても白人社会への進出の壁は立ちはだかる。ヒット曲が平然とパクられのが現状。ショー・ビジネとしての曲作りをより強く打ち出したいと考えるカーティスは、3人の中で一番見栄えのするディーナをメインボーカルに据え「ドリームズ」と改名して、更なる進出を目論む。


 


『感想』


 一昨年の「オペラ座の怪人」、昨年の「プロデューサーズ」と、年に1本ぐらいはミュージカル映画をチェックしよーと思い「ドリームガールズ」。最初、何も知らなかったので「コレって実話?」と思ってしまうよーなアメリカンドリームを掴もうとするサクセスストーリー。


 冒頭から惜しみなく流れる声量のある曲の数々。多分、アメリカにはこーゆー実力を持ったアーティストがゴロゴロいるんだろなぁ~と感じます。さて、ローカル・スターのジミー。実力はあるケド、すぐにコーラスの女に手を出す、女癖の悪さが。それよりも、サンドイッチにタバコを押しつけるシーンは、掴みとしては失敗じゃないかと。


 歌うことを夢みて、ステップアップしてゆく3人のボーカリストたち。3人の中で抜群の歌唱力を誇るエフィー、実力・プロポーション共に兼ね備えたディーナ、そんなふたりと夢を共有しながらも、ジミーと恋仲になってゆくローレル。


 売れるための努力がいつしか貪欲な「成功」へと変化し、歌を愛する気持ちは、やがて人を妬み、け落とす手段へと変貌。「勝ち組」と「負け組」の歌で歌を潰す骨肉に争い。メインボーカルをディーナに奪われたエフィーの心の中に嫉妬心と猜疑心が生まれ様は、絶対的な歌唱力に対する自信を捨てられない彼女のプライドの高さが伺えた。


 エフィーがメンバーやカーティスと袂を分かつシーン、ケンカをミュージカル調でやるとあんなにも聴き入ってしまうよーなシーンになるんだろーか。いや、出演者たちがいかに腹から声を出しているのかよーく分かります。エフィーがカーティスを引き留めようと歌う歌詞が半分「ストーカー」ちっくなのに、歌唱力の圧されちゃいましたw


 歌のシーンだけなら「☆」の評価でもいいぐらい!ふだん、まったく洋楽を聴かないたましょくでもこの映画のサントラは欲しいと思うほどに。ディーナ役のビヨンセ(日四瀬←間違って漢字変換したらこんな字になった(爆))エフィーほどの声に迫力はないですが、さすが第一線で活躍する本物の歌い手だけに、お見事!


 成功を勝ち取りながらも、自分のやり方に背く人間を「トカゲのシッポ切り」のよーに扱うカーティスと彼に見捨てられた人間が終盤でぶつかる様が「目には目を!歌には歌を!」といった感じで、再デビューを果たしたエフィーを金で潰しにかかったカーティスは、彼女らが味わった屈辱を自らの手で再現してしまうあたり、なんとも言葉もありません(ディーナも、まさかエフィーの歌をカバーさせられたことには、ショックを隠せない様子)


 カーティスの独善的なやり方があちこちでほころびを見せるクライマックス。「ドリームズ」最後の舞台で、真の「ドリームズ」が揃ったところは感動しちゃいました。彼女らをメジャーに押し上げたジミーの死…クスリに溺れてしまったケド、スポットライトの中で自分らしく歌うことだけは貫きたかったんだろーな。

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://tamasyoku.blog84.fc2.com/tb.php/61-939c22f9
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。