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2010.09.26 十三人の刺客
 “忠義”とは、主君の特権か 家臣・万民の「慕う心」か


 暴君・松平斉韶(なりつぐ)暗殺の密命を受けた島田新左衛門。
手練れを集め、同門の鬼頭半兵衛と対峙し、その先に見えるの
は憎っくき暴君か、万民の安静な暮らしか。

 内容のシンプルさ、「手練れ」と呼ぶに相応しい役者陣、そし
て、残酷ながらもダイナミックな演出、時折覗かせるユーモア
なセンスが1つの作品の中で詰まってる!

 たがの外れた暴君と血とドロに汚れた刺客たち。実は、互い
に「信念」を持っているように見えた。ただ、「思う心」の有り無
しが明暗を分けた。
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