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サイズ変更チーバスの栄光

 評価:○          危険な綱渡りと………度:48%

 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)

 『あらすじ』

 バチスタ(拡張型心筋症)手術を手掛けるスペシャリストで編成された「チーム・バチスタ」。成功率60%と言われる難易度の高い手術を26回連続で成功させ、その名を国内外に轟かせる。しかし、27回目の手術から栄光の歯車は狂いはじめ、3回連続の術死が起こる。

 事態を重くみたい病院側は、外科の知識のまったくない心療内科医の田口公子に内部調査を依頼。患者の愚痴を聞くことが仕事だった田口は、チーム・バチスタの7人にそれぞれ接触し、内情を探るが何も発見出来ない。しかし、手術に立ち合った田口の前で再び「術死」が発生。それと共にある男が田口とチーム・バチスタの前に現れる。

 『感想』

 原作は、現役医師が書いた医療ミステリーだそーで。突然、無理難題を押しつけられた田口がチーム・バチスタの7人を動物に見立てながら、探るも、自分の専門外なことに戸惑いながらも「白」と判断するまでが序章。そこに型破りな役人・白鳥が登場することで、「静」から「動」へと転換。

 チーム・バチスタの核とも言うべき外科助教授の桐生を演じる吉川晃司。多分、彼の演技を見るのははじめてだケド、なかなかの存在感でした。ま、あとの6人はなんか「添え物(佐野史郎除く)」的な感じがします。そんな彼らを調査する心療内科医の田口は、人を動物に例えながらもやけに素直過ぎる面がw

 ミスリードや伏線、一応「どんでん返し」的な要素もあるし、手術シーンの緊迫感はすごく伝わってくるのですが、7人の容疑者のキャラがやや弱い気がする。調べてゆく内に利害関係やドロドロしたモノを見えてくるのですが、かと言って7人に1回ずつ「容疑」がかかるほどの演出はなし。

 つか、大友とかはチームに入れちゃいけないだろwあのテンパり方で「栄光の7人」とか言われても…つか、大友はそもそも「7人」に含まれてないよーな気がする(「プロジェクトX」風、紹介ビデオ見ても)で、主演ふたりですが、キャラ的には及第点ですが、思ったほど活躍シーンがないw「真相」も苦労の末に明かされたとゆー感じではないかな。

 最近、「平泉成」のモノマネをする人が増えたせいか、本家の平泉成さんの演技がちょっと「荒れて」いるよーに感じるのは、気のせいか。(ま、シリアスからコメディまで出来る俳優さんですが)あと、無駄に野際陽子をキャスティングして、アベちゃんと共演させているあたりは、どーも「トリック」を意識してないこともないのかもしれない。

 つか、バットを当てる方が100倍難しいと思う(謎)

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