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2008.01.26 陰日向に咲く

サイズ変更陰日向に咲く

 評価:◎          即席感動群像劇度:55%

 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)

 『あらすじ』

 無類のパチンコ好きが祟り、膨れあがった借金に苦しむ観光バスの運転手・シンヤ。営業所の所長に目を掛けてもらい真面目に暮らそうとするとも、その足は自然とパチンコ屋へ。一方、母親の思い出を辿って東京へとやってきた池田寿子は、浅草でシンヤと出会い、ある人物を捜す手伝いをしてもらうことに。

 『感想』

 劇団ひとりが執筆した作品を映画化。原作読んでないですが、面白いらしいですね(読む気、ゼロw)メインの9人(宮崎あおいは、1人2役)は、それぞれが主役級!老若男女にウケがいいよーな配役。でね、原作読んでないので、あくまでも「映像」だけ観た感想だけ述べさせて頂きます。

 うん、「連ドラ」のおいしい所取りみたいな印象w岡田准一を起用している時点でシンヤは、「木更津」のぶっさんと「タイドラ」の小竜(竜二)のハイブリット的なキャラ(西田敏行と共演だし、浅草が舞台だし…)。「電車男」の伊藤淳史をアキバ→浅草に移し、「純情キラリ」の桜子並にまっすぐな役で、宮崎あおいが登場。塚本高史と平山あやをアキバに配する。

 それぞれの登場人物が微妙にリンクして、後半になると明かされる人間関係が見所のひとつなのでしょーが、観ていると「なんとなく分かってしまう」ので、明かされても意外性がない。そこを楽しみにするのではなく、人と人の繋がりだったり、登場人物の葛藤や歓びに胸打たれるべき作品なのかな~。

 観ていて思ったのが「あれ?アキバのエピソードは(どのエピソードとも)リンクしてないΣ(゜口゜!!)」、シンヤに対して、献身的過ぎるバスガイド(平岩紙)の存在こそ、もっと掘り下げろよ!とか、ジュピター(緒川たまき)に関しては、あまりにも情報量少ない過ぎるだろ。愚痴ってゆーよりは、多分原作ではもっとちゃんと描かれているであろー、登場人物の描写がやや手薄。(それは、愚痴です)

 笑いもあるし、泣けますよ。ただ、なんだろなー「カップラーメン」的なこの感じ。言うなれば「美味しいケド、味気ない」と表現すればいいのかな。大好きな女優・宮崎あおいが異なる2役を演じ、存在感を遺憾なく発揮してますが、役自体がちょっと「物足りなさ」を感じます。(寿子の職業は、それほど重要とは思えない)

 西田敏行、三浦友和などのベテラン役者がそれぞれ、若手に胸を貸すも、そこまで厚みのある群像劇ってー感じでもない。シンヤは、劇中で2度「母親を亡くす」のですが、けっこー感動します、その悲しみを経て、ある人物との「溝」を埋まり、ふたりでまた暮らそうとするのですが…ちょっと待てッ!

 無類のギャンブル(パチンコ)好きで、借金400万。勤めている会社の従業員が50万もカンパしてくれたのに、全てパチンコで費やし、恩を仇で返す。そのことに対する「オチ(解決)」は、何もないのですか?あと、「ケンイチ」ってーのは、あのふたりの子供なのか?

 最初、リュウタロウとモーゼの間には、もっと深い繋がりでもあるのかと思っていたのですが、アレは本当にリュウタロウがたまたま街でモーゼ(←なんで「モーゼ」なのかは、すぐに分かりますw)を見掛けただけなんだ。あと、モーゼには、もっとギャグとか言わせればいいのに(「オナラ」ネタとかね←即効でバレる)

 え?「◎」の割には、全然誉めてないって?いえいえ、楽しんだんですよ。ただ、これだけの役者を起用しているのに、どーにもうまくひとつの作品として「完成」してないんですよ。群像劇って、最後は「おぉ、そこがそーゆー風に繋がって、実はこっちとも」的なのがあるでしょ(あの娘が、あの人物だったのはちょっとだけサプライズだったケド、そこはそこでエピソードとして完結しちゃってるしな~)

 で、あの「傘」は、「幸せの~」を意識しての演出なのか!??

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