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 評価:★        名作は名作度:90%


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 両親の離婚をきっかけに、母親の田舎へと転校することになった斎藤一夫。幼い頃、暮らしていた時のことは、ほとんど覚えてないまま何処か懐かしい街並みを眺める。学校で担任に紹介されると、幼い頃、仲の良かった斎藤一美が一夫の「秘密」を暴露。


 一美のことを忘れようとしていた一夫だったが、すっかりペースにのせられ、一美の実家のそば屋にまで連れてゆかれることに。そば打ちようのおいしいわき水の場所「さびしらの水場」。ふたりは、そこで水を飲もうとして誤って水場に。もつれ合いながらもなんとか助かったふたりだが…なんと、なんの力か心と体が入れ替わってしまった。


 『感想』


 オリジナルの「転校生」は、未見なのですが、有名なお話ですよね。神社の境内の石段で転げ落ちたふたりが入れ替わってしまうお話。今回のこの作品では、石段ではなく、何やら意味深な水場に落ちることで入れ替わってしまう。


 まず、このヒロインの斎藤一美役・連佛(れんぶつ)美沙子。純和風な顔立ちに、ちょっと気の強さを感じさせるよーな目、めちゃくちゃ着物が似合う!序盤は、心が一夫になってしまった一美のドタバタ劇でとにかく笑わせてくれます。勇敢にも下着姿にもなりますが、まったくやらしさの無い、ユーモアたっぷりに描かれてます。


 一方、心が一美になった一夫も見た目も相まって、見事な「オカマちゃん」に。かと言って、キモいとゆー感じではないところがこの一夫役の森田直幸の持ち味なんでしょーね。で、一夫には、以前住んでいたところに「アケミ」とゆー彼女がいて、一美にも学級委員長の山本弘とゆー彼氏が(序盤、一美がこの山本弘の何処に惹かれたのか疑問に感じてましたが…)


 単に昔の幼馴染みの心と体が入れ替わっただけの話とゆーだけではなく、実は切ない男女4人の恋模様にまで発展するのですが、先ほど言った一美の彼氏の山本弘がキーマンになるんですよ。とっつきにくそうで融通が利かなさそうな見た目ですが、一美を思う気持ちは、誰にも負けない。何より、最初に「入れ替わり」に気付くのが彼なんですが、優しいんですよ。


 幼馴染みとは言え、何十年も交流のなかった両家は、ふたりの様子がおかしいことを互いの家の子供のせいにして、会わせないようにしちゃうのですが、会えなくなったふたりを繋ぐのが山本弘!一美へのラブレターで「君のためなら死ねる」なんてゆー某映画のタイトルみたいなキザなセリフを書きますが、このセリフも後に重要な意味をもってきます。


 序盤は笑いの連続なのですが、中盤以降の展開は泣かずにはいられませんでした。「またか」と思う反面、やはり物語の流れとしてそこに違和感がなければ受け入れられるもんで。一美の体を襲った病によって、一夫の心までも一美の体と一緒に死んでしまうかもしれないとゆー事態に。


 移動教室での温泉シーンで、一夫(体は一美)が「宝の山だ」だと言いながら、鼻血を流すシーンでゲラゲラ笑いながらも、そこからのふたりの急転直下ぶりに涙゚・(つД`)・゚ピアノが得意だった一夫は、一美の体でピアノを弾くのですが、その時唄う歌が「さよならの歌」(主題歌)すごく、この映画にマッチしていて、聴いているだけで泣けてくる。


 次第に体の弱ってゆく一美の体と一夫の心。そこに山本弘やアケミ、一美にいたずらをしよーとした病院のバカ息子(←この役をやっているのが…ヒ●シなのですが、この作品の中でやはり浮いているよーな気が)の協力もあって、一夫と一美は思いで作りの小さな旅?に。


 あの宿のシーン、思い出すだけで泣けてきます゚・(つД`)・゚本当に泣けます。通報される前に宿を去る時、旅の一座が無言で手を振る様にもグッときちゃいました。ふたりの旅は、入れ替わった原因となった「さびしらの水場」へ。ここでのふたりの会話が切なくも互いを思い遣るいい内容なんです。


 公開されたのが、6月だったので6月中に観ていたら間違いなく、上半期の上位作品になっていまいした。笑いと純愛に弱いたましょくにとっては、まさにツボでした。今すぐにでももう1度観賞したいと思うほどの作品。あと、大林監督の趣向なんでしょーか、カメラアングルが斜めのシーンが多いのが特徴的でした。あと、一美の姪っ子の女の子、なかなかの役者ですw

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