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サイズ変更ライラの冒険

 評価:◎            見応えのある不可解さ:65%

 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)

 『あらすじ』

 人の「魂」が動物の形として具現化する世界。ダイモンと呼ばれるパートナーと共に人々は生活し、人とダイモンは運命共同体。イギリスのオックスフォードの学院に孤児として預けられているライラは、男の子勝りの性格を持つ12才の少女。ダイモンのパンは、主人であるライラが成長途中とゆーことで、様々な動物に変化する。

 ライラの唯一の肉親である叔父のアスリエル卿が長い旅路から戻り、北の大地で起こりつつある「世界の変革」の更なる研究を続けようとする。しかし、世界を掌握しよーとする「教権」と呼ばれる組織は、アスリエルの行動を監視する。叔父と共に北の大地を目指そうと考えるライラの前に、謎の女性・コールター夫人が現れ、ライラを導く。旅立ちの日、ライラは学長から「黄金の羅針盤」と呼ばれるアイテムを預かることに。

 『感想』

 このダコタとあのダコタは、まったく無関係なんですね?子役で「ダコタ」なんて名前なんで、ひょっとしたら姉妹なんじゃないかと思ってましたが、顔立ちとか全然似てないですねwやや小生意気そうな感じを漂わせながらも、見事な存在感で主人公ライラを演じています。

 さて、お話の方がですが…あまりにも駆け足過ぎ。観ている方が世界観を飲み込む前にライラは旅立ち、「教権」やら「ゴブラー」などの何なのかよー分からないまま、気球に乗ってどこまでも~。つか、ライラ自身の「運命」の重大さもイマイチ伝わってこないんですケド。

 世界観的には、完全なファンタジー(「ロード・オブ・ザ・リング」系統)とゆーよりは、現実世界と非現実世界の融合(「ハリー・ポッター」系統)色が強いです。冒頭、本編が始まる前に「前説」みたいな文章は、あまり必要性を感じないんですが。作品の順位としては「ナルニア」以上、「ハリポタ」未満かなw

 ライラは、冒険をする中で、何かと「黄金の羅針盤」を頼りにするのですが…サブタイトルにもなっているこの羅針盤があるせいで、ライラが考えようとしてないよーに思えてしょーがない。ドラ●もんに道具を出してもらった、の●太が道具の便利さに溺れているよーな。

 ライラは、コールター夫人の陰謀を嗅ぎつけ逃走し、誘拐された友人を救い出すために北の大地を目指すために、「教権」と対立関係?にある「ジプシャン」と呼ばれる民族と手を組むのですが、仲間が増えてゆく過程も大雑把過ぎて、「絆」をあまり感じない。

 よろいグマのイオレクを仲間にするところなんて、もっと掘り下げてしかるべきなんじゃないかと。で、そのイオレク。「よろいを奪われたよろいグマなんて…」と酒浸り。その後、ライラの導きで「よろい」を奪還。よほど「よろい」が重要なのかと思ったケド、さほど「よろい」の意味も感じず、けっこー「よろい」なしで行動してますw

 ジプシャンやイオレクを仲間にしたライラは、更にいぶし銀な気球乗り・リー・スコーズビーまでも仲間にし、突然現れた「魔女の女王」とも気さくな感じで、見方に付けるのですが、このほとんどの過程が「羅針盤」で未来を見通しただけw

 それなりに見応えはありますが、演出的には「不可解」な感じもします。個人的に好きだったシーンは、ライラがコールター夫人に世話してもらうところで、髪型を変えている時の表情とか、イオレクを仲間にした時、リー・スコーズビーに対して見せた勝ち気な「含み笑い」とかwあと、よろいグマの王国での決闘(片手にコカ・コーラを持って欲しいところだが…)

 クライマックスは、唐突に合戦勃発!いや、ファンタジー映画にゃ、こーゆー派手な見せ場が必要だとは思いますが、ヘタすりゃ子供たちも犠牲になりかねないよーな状況。空から大勢やってきた「彼女ら」がなんで加勢したのか、結局分からないまま。主人を失ったダイモンが一瞬にして消滅するエフェクトは、某バンパイア映画の思い出してしまう。それと、ライラの出生もベタ過ぎです。なんとなく、序盤で分かってしまう。

 んまー続編を観るとかどーかは、正直微妙ですが、新たなる天才子役が誕生したことは、喜ぶべきことではないでしょーかw(「ナルニア」よりは、続編が気になるかな)あと、捕らえられた007は、どーなったのかも気になります。

サイズ変更ライラ特典

前売り特典・羅針盤キーホルダー
(前売り買ったのは、昨年の5月w)

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2007.09.08 ワルボロ

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 評価:○


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 昭和50年代、東京都立川市。ガリ勉街道まっしぐらだったコーちゃんは、授業中に学校の番長であるヤッコともめ事を起こしたことをきっかけにガリ勉から不良へと方向転換することに。淡い思いを寄せていたクラスのマドンナ・山田に未練を残しながらもコーちゃんは、中三で不良デビューを果たす。


 ヤッコとつるむことで、南三中の「錦組」として不良6人組で活動するよーになるコーちゃん。不良のシンボルである改造学ランを新調し、立川に乱立する各中学の不良たちとぶつかることに。そんな中、コーちゃんの叔父でヤクザをやっている猛身が、ある手土産を持って、突然現れる。


 『感想』


 まーたましょくの世代ですと不良映画の代表作は「ビーバップハイスクール」ですが、たましょくはちゃんと見ていたこともないので、こーゆー映画の魅力って何だろ?と(と言いつつも、結局はガッキーが出演していたから観たとゆーのが、本当の理由なんですがねw)


 主演の松田翔太ですが、今まで「花男」や「ライアーゲーム」などで色々なキャラを演じてきているので、不良姿もわりとすんなり受け入れられる感じ(2~3年前になんかの短発ドラマで不良役やっていたな…)


 いっぱい中学三年生が出てきますが、もちろんのことほとんどの不良が年相応に見えませんw不良デビューを果たしたコーちゃんは、仲間から立川の勢力図を色々と教えてもらうシーンなんて、それまでいかにコーちゃんが無縁な世界で生きてきたのかとゆーのが伝わってきます。


 で、そんなコーちゃんが憧れる山田役のガッキー。ヒロインですが、お話自体への絡みは少なく、時折コーちゃんの背中をポンと押すよーな存在?劇中では、立川から早く出たいと強く思うシーンや、脳の病気で苦しんでいたりと色々ありますが、そーゆーのはあまり描かれておらず、コーちゃんのマドンナとゆー立場をずーとキープしてます(コーちゃんが山田の生徒手帳の中を知ってしまうところは、ちょい切ない)


 主人公のコーちゃんの叔父には、本家本元?の中村トオル。姉でコーちゃんの母親からは忌み嫌われているケド、陽気なキャラでコーちゃんの不良デビューを応援。単に応援せるだけならアレですが、厄介なモノまで渡すことで、コーちゃんは終盤、決断を迫られることに。


 全国的に「純情きらり」の達彦として有名な福士誠治は、パンチパーマの番長(ヤッコ)。番長なんですケド、どーにも気品のある顔立ちのせいか不良に見えないw自分でコーちゃんを不良の道に誘っておきながら(正確には、別に誘ったワケじゃないケド)、ガリ勉コーちゃんに戻った方がいいんじゃないかと気遣うシーンがあったりと。


 お話としての感想は、コレと言った突出した部分はないです。ただ、最初から主人公が不良ではなく、不良としての「わきまえ」を徐々に覚えてゆく過程とかは、面白いかな。ガリ勉だった自分と、不良としての自分、そーゆー葛藤の中で不良として生きてゆくことに対する迷いも見え隠れするし。


 劇中では、単に不良同士のケンカ以外にもエピソードがいくつかあるのですでが、そこまでキッチリ描ききっていないのは、それほど重要性がないからなのか、尺が足りないからなのか(ビデの父親、山田の病気、母親の入院など)


 不良のたまり場?改造学ラン屋の店主役のピエール瀧は、かなり雰囲気あってよかったです(クライマックス直前の粋な計らないも)あと、二中の丸岡って、ひょっとして「アグネスプリン」?こんなところにも、ガッキー共演者が(ピエールさんもね)


 好きだったシーンは、最大勢力である二中に対して、コーちゃんは周囲の学校と同盟を結んで立ち向かおうとするケド、ヤッコがそのやり方に対して、意見を言うところ。単に戦力として同盟を結ぶだけじゃなく、同盟相手がやられれば自分たちが仇を取るのがケジメだと、言い聞かせるシーンなんかは、ちょっとジーンとしました。


 で、


 なんとも信じられないのですが、我が地元・錦糸町に舞台挨拶の文明開化が!オリナスが出来てからいつかは「ある」と思っていましたが、遂に地元de舞台挨拶!とゆーワケで、舞台挨拶の回をキープしました。


 誰がくるのかちゃんと把握してなかったのですが、松田翔太とガッキーは必ず来るだろーと思っていたのですが…舞台挨拶に現れたのは、監督さん、松田翔太、福士誠治、木村了、あと2名。えーと、あれ?(゚Д゚≡゚Д゚)?ガッキーは?何故にヤローだけ?


 どーりで、観客の90%以上が女性客_| ̄|○多分、ガッキー目当てで来ていたのなんて、たましょくだけみたいな。なのに、ガッキーは来ず゚・(つД`)・゚で、主演の松田翔太。兄貴の10倍は、しゃべれるし、しっかりと愛想もある♪黒いシャツにサスペンダーで、キリッとした印象。達彦さんは、白いジャケットで、頭は金髪(茶髪?)で登場。


 松田翔太と福士誠治の息がけっこー合っている感じ、撮影でかなり仲良くなったんだなぁ~とゆー印象。ドラマではおしゃべりな役柄が多い木村了は、思ったほどしゃべらなかったな~。あと、監督さんがすっごい腰の低い人で、監督としての威厳があまり感じられなかった(若い人ではないです)


 進行役の質問の中で「6人の中で誰が一番、悪大将って感じでしたか?」とゆー問いに、松田翔太が「今日、ここに来てない新垣さんが一番、悪大将でしたw」とゆー発言に場内かなりウケてましたwあと、やたらと立ち位置のことを気にしていた(マスコミ来てないのにw)


 これを機会に錦糸町での舞台挨拶が増えてくれればいいのですが…


 つか、オリナス。本当なら一番広い2番スクリーンは「HERO」を上映したかったのでは?だケド、やっと舞台挨拶を招致出来たことで「ワルボロ」を2番スクリーンで上映。ちらほらあった空席は、関係者が舞台挨拶の間だけ埋めていたよーな感じでしたw


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前売り特典:ポストカード
(ガッキー+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚)

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 評価:◎


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 昭和33年、広島に原爆が投下されてから13年後。復興に活気の中で、家族を原爆で失った皆実は自分が幸せを掴むことに戸惑いを隠せない日々を過ごす。(夕凪の街)


 平成19年の夏、定年を迎えた父親の行動が日増しに怪しくなることに一抹の不安を抱く七波。ある夜、父親を尾行することを決意する。父親は夜行バスで広島へと向かおうとしていた。(桜の国)


 『感想』


 「夕凪の街」
 直向きに生活をしながらも、父親や妹を失った悲しみを背負う女性・皆実。疎開で難を逃れた弟、生き延びてくれた母親と共に暮らす中で、自分の命は、誰かによって「死んでもいい」と思われていたんだと、肉親を失った悲しみ以上に助かってしまったことに対する「負い目」を感じる皆実を見ていると、それだけで原爆とゆーのは、直接・間接問わず人々に暗い影を落としたんだと考えさせられます。


 「落ちたんじゃない、落とされた」とゆー言葉が皆実の口から発せられ、誰かの意志(殺意)によって、広島に原爆は落とされ、その影響は見た目、元気な人であっても何年か経ち、その体を蝕んでゆく残酷さ、幸せを夢見ながら、その幸せを掴むことに躊躇してしまう。


 極端な演出をせず、広島に住む人々の生活を丁寧描き、そこで活きてゆくことと「原爆」とゆー事実に対する様々な反応。あまりにも現実離れした脅威に口にすら出来ないとゆー実状。本編の中で皆実が唄ういくつかの歌は、優しくもあり、心と体に傷を負った者の小さな悲鳴にも受け取れます。


 思いを寄せる男性に心情を吐露し、心の荷を下ろした皆実に「「生きとってくれて、ありがとう」と言葉がかけられ、その言葉こそが皆実にとって一番の救いの言葉だったんじゃないでしょうか。幸せを掴むことより、自分は「生きていていい」と思えたことが彼女にとっての安らぎではと。


「桜の国」
 時代は、移り変わって現在。父親のある行動をきっかけに、自分の家族が「原爆」によっていかに翻弄されたのか知ることになる七波。始まり方は、ちょっと唐突な部分はあるよーに感じます。駅前で出くわす幼馴染みの東子との流れも、フツーに考えるとちぐはぐに思える。


 七波とゆー女性は、現代っ子とゆーか、家族のことは心配しながらも何処かサバサバしていて、行動も直感型?父親を後を追って広島に幼馴染みとゆく(自分は、お金持ってないのに)行動も、彼女自身が思い立ってとゆーよーな感じではないので、自分の家族と「原爆」との繋がりを一歩一歩確認するよな流れは、あくまで彼女と「原爆」との繋がりは、この旅?によって始まっているよーに思える。


 母親や祖母の死を心の奥にしまい、その頃住んでいた町のことを忘れようと心掛けてきた七波にとって、東子とゆー存在はその頃を思い出してしまう存在であると同時に、もうひとつの繋がりがあり、やはりそこには「原爆」とゆー事実を浮き彫りにして、「遠い日に出来事」ではないんだと。どんなに時が経っても、どんなに些細ではあって、やはりそれは「原爆」とゆー事実がもたらした結果であり、今もその事実を抱えて生きてる人々にとっては、忘れることの出来ないことなんだと。


 「桜の国」の中で、「夕凪の街」の後日談が描かれることで皆実が亡くなったあとに、母親と弟(旭)が、辿った軌跡を見るにつれ、旭も辛い現実の中で、それでも自分の思いを貫く様や、凪生(七波の弟)の背負ったモノに対する、七波なりの気遣いは温かさを感じます。


 主演ふたりに関しては、やはり麻生久美子さん(皆実)の方が一枚上手とゆーか、感情の表現も見事です。なっちゃん(七波)は、物語の中でちょっと突飛な印象を受ける部分もあるので、自分の家族と原爆との繋がりの中で、色々気付いてゆくワケですが、ふと自分の父親(旭)の思い出を振り返るシーンは、もう一工夫欲しかったかな。


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プログラムと一緒に写っているのが入場特典のクリアファイル


前売り特典は、扇子

2007.07.18 ゆれる

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 評価:☆      絆と葛藤度:80%


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 母親の葬儀にも顔を出さなかった猛は、1周忌に実家を訪れる。父親との小競り合いを収めてくれた兄の稔と思い出話に花を咲かせる。稔が店長を務めるガソリンスタンドのアルバイト・智恵子は、ふたりにとって幼馴染み。遠い日の思い出を振り返りに3人は、渓谷へを訪れることに。


 奇妙な三角関係に居づらさを感じた猛は、ふたりから離れ、渓谷の上に架かる釣り橋を渡る。猛るに憧れる智恵子、智恵子を思う稔、田舎に縛られたくない猛、3人の思いが別々の方向に向かう中、猛の後を追いかけてきた智恵子と稔は、吊り橋の中央でもみ合い、智恵子は川へと消えていった。


『感想』


 昨年、かなり話題になりながらついつい見逃してしまった「ゆれる」をやっと観賞。一見すると仲の良い「兄弟」。たったひとつの「存在」を除けば、これほど仲の良い兄弟は珍しいと思える。序盤の母親の形見分けシーンなんて、オダギリジョーと香川照之の演技も素晴らしく、実際に兄弟間であーゆー会話ってあるなぁ~と。


 若さ故に女性の体を貪ってしまう猛、奥手で思いを伝えることの出来ない稔、稔の好意に気付きながらも東京で働く猛に惹かれる智恵子。渓谷に行く前の晩、猛は、上京する前から智恵子と恋愛感情的なモノがあったのか…。それとも久々にあった幼馴染みを見て…。


 序盤の稔の何気ないセリフが、中盤である伏線として活かされ、それを知った猛は兄は全てを見透かしていたんだと悟るシーンとかやりきれない感じがあって好きです。また、ふだんは温厚な稔が突如として、激昂するシーンなんかは香川照之の見事な演技力でかなりリアルに感じます。


 猛は、兄を思い親戚の弁護士に裁判の弁護を依頼。この弁護士とゆーのが稔と猛の父親の兄。ここにも、もうひとつの兄弟とゆー形が。本編の中で、父親と叔父が言い争うシーンなんかは、ベテラン俳優ならではの見せ場じゃないでしょーか。


 裁判の争点は、稔が智恵子を突き落としたか、稔の存在を恐れた智恵子が後ずさった拍子に吊り橋から落ちたのか。ここでひとつ気になったのは、先に吊り橋を渡った猛の視線で吊り橋の様子を描いてしまっている点。猛は、智恵子の呼びかけにも振り向いているし、稔が智恵子を追ってきたことも知っていた。


 あと、裁判の中で気になった点が。えぇ、検察側のキム兄。見えない、見えない。検察とゆーよりは、ちょっと質の悪そうなヲヤジです。いや、もちろん、ドラマや映画で「検察側」が嫌味な存在として描かれることは多々ありますが、そーゆーのとは違う。明らかにミスキャスト。


 裁判シーンよりも、面会シーンの方が真の意味で兄弟が向かい合って、こっちの方がメインなんだと思う。心情を吐露する稔。東京で華やかな仕事をする弟と田舎で地味に家業を継ぐ兄の「差」を語るシーン、なにか猛の心の底を見透かしているような。


 クライマックスで、猛自身も証人として裁判に出廷。兄・稔を思いながらも、いや、思う故に口に出した証言。兄は自分とゆー存在を思っていたのか、見透かしていたのか。あと、あのガソリンスタンドの兄ちゃんが思った以上にいい味出してる。義理堅さとゆーか、彼の存在がなければ猛の心の「ゆれ」は、収まらなかったかも。


 形見分けでもらった8ミリに映し出された思い出を眺めた猛が、自分自身に錯覚を見せ続けていたことが分かり「真実」を目にしていたことに気付くシーン、映画館で観ていたら泣いてただろーな。通りを挟んだ向こう側にいる兄を呼びかけるシーンは、やはり橋の上から猛を呼びかけた智恵子のシーンとダブらせる演出か。川の音と車のエンジン音、稔の最後の表情は、邂逅だったのか決別だったのか。

2007.05.19 リーピング

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評価:◎  佃煮度:70%


評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


『あらすじ』


 世界中で「奇跡」と呼ばれている現象を徹底的に調査し、科学的に証明する大学教授のキャサリン。数年前、牧師として訪れたある村で信仰の「生け贄」として夫と娘を失ったキャサリンは、信仰を捨てた。


 そんなキャサリンの元にヘイブンとゆー小さな田舎町からひとりの教師が訪れる。町で起こった不可思議な現象とひとりの少女との因果関係を調べて欲しいと。町を訪れたキャサリンは、旧約聖書の「十の災い」と似た現象を目の当たりにする。


『感想』


 キャッチコピーの「いなご少女現る」だけだと、かなりB級度臭がプンプンしますが、そんな色眼鏡をちょっと外して観賞してみることに。主演のキャサリンは、「ミリオンダラー・ベイビー」のヒラリー・スワンク。あの時は、かなり骨太な印象でしたが、今回はそれなりにセクシーな感じで。


 序盤の「血に染まる川」凄いです。CGなのか、セットなのか分かりませんがかなりの広範囲を赤く染めてます。あれでセットだとゆーなら、実はかなり制作費かかってるんじゃないかなぁ~。CGだとしても違和感ないし(まさか、本当の川を赤くしちゃったワケではないと思うケドw)


 ま、超常現象の類を一切否定する元・牧師のキャサリンは、町の住人たちが「災いの元凶」と言う少女と接触しようとするのですが、少女に近づくと幻覚を見せられたり、過去の苦い思い出がフラッシュバックしたりと、翻弄されちゃうワケです。(「されちゃうワケです」ってゆー表現が…)


 最初の印象として、「恐怖!いなご少女」なのかと思っていたのですが(色眼鏡外してねーじゃん)観てゆくうちに「エクソシスト」系なんだと。序盤の川で「蛙の災い」シーン、JOJOの第6部を思い出してしまいました(ま、あそこまで蛙降ってきてませんがw)


 ストレートなお話なのかと思っていたのですが、けっこー楽しませてくれました。しかも強引な感じではなく、ちゃんと登場人物のセリフの中にヒントが隠されてたりして。唯一「ん?」と思ったのは、途中で焼き殺された神父さん。あの人は、何故消されたのか…


 で、「いなご少女」のシーン!こりゃ、虫嫌いな人には耐えられないかもwCGなんでしょーケド、けっこーリアルです。それにこのいなご少女役の女の子、なかなかいい演技します。ほとんどセリフありませんが、瞬き一つしないで見事に演じてます。


 ラストのオチもいい感じではないでしょーか。クライマックスの壮絶さ(いなごのシーンは、クライマックスじゃないです)から一転して、安堵が漂う中での「あの一言」もしっかりと伏線と活かしているなぁ~と。

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評価:☆  ラッキー度:77%


評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


『あらすじ』


 ある競馬レースの八百長情報を入手したマックスは、人生の勝ち組になる為にノミ屋から2万ドルの借金をして、その競馬レースに全てをかける。しかし、八百長レースは勝敗が決まる直前で無惨にも転倒事故となり、マックスは愛する妻と子供までも「見せしめ」として殺され、自らも消される。


 20年後、ニューヨークのダウンタウンにひとりの男が現れる。リストラされ、家を追われ、彼女に裏切られ、友人を頼ってニューヨークに来るも、強盗に合い持ち金を奪われる。なんとか友人の家に辿り着くも、そこに友人は居らず。友人のニックと「人違い」されたまま、彼の運命は泥沼化してゆく。


『感想』


 200年、ラッキーナンバーを、番スクリーンで観賞してきましたw冒頭で語られるマックスファミリーの悲劇。それ語る男(ブルース・ウィリス)の怪しい行動。次々と人が殺され、「シャッフル」とゆーキーワードが妙に頭に残ります。


 見ていると主人公は、不運な青年なのかと思っていたのですが、バスタオルを腰に巻いただけのマヌケな姿に騙されちゃいけない。どことなく若い頃のブラピ(「セブン」の頃のw)に似ている(意識している?)ジョシュ・ハートネット。鼻のキズまで似ています。


 冒頭からの意味深な殺人がどーゆー風に明かされてゆくのか楽しみにしながら、徐々に主人公であるスレヴンの存在が怪しく見えてくる過程がいい。謎の殺し屋・グッドキャット役のブルース・ウィリスもアクションこそほとんどないケド、分裂したマフィアの間で暗躍して、いい味を出してます。


 リンジー役のルーシー・リューも初々しさこそないけれど、妙に好奇心旺盛な検死官。これだけ伏線を張ってある物語なら、彼女の存在にも何かしらの伏線があるのかと思っていましたが、純粋に?主人公に惹かれてゆく女性だったんですね。あの発砲のシーン、グッドキャットは、わざとあそを撃ったんじゃないかと。(愛弟子の性格を熟した上で)


 巻き込まれたと思っていたスレヴンが、「妖精」を抹殺してからのタネ明かしで「あ~なるほど」と小さく呟いてしまいました。ただ、グッドキャットは何故に組織を壊滅しよーとしたのか?愛弟子の復讐劇に手を貸しただけなのか、彼なりの贖罪だったのかな。


 登場人物が思ったよりは、少ないのでスレヴンの正体も物語の流れでなんとなく分かってきてしまうので、そこに一ひねり欲しかったかな。ふたりのマフィアが権力に執着するあまり、命の危険に怯え、牙城が出ることが出来ないとゆーのは、面白かった。


 2007年1発目の劇場観賞とゆーことで、少し甘めな評価でw


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 前売り特典は、何故かカレンダー。どーせだったら、押したらガードマンが5秒で飛んでくるペンダントが良かったw

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評価:◎ キュン死度:60%


評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 ちょっといいですが、この主演の藤澤なんとかさんって、「いつでもお掃除しています♪(ウソ)、いつでもお料理しています♪(ウソ)」ってゆー小岩井のジュースのCMに出ている人?いや、個人的にあのCMが好きなもんで、とりあえず確認しておきたかったもんで。


 ハイ、冒頭からたましょくの大好きなジュディマリ「RADIO」(←ジュディマリの曲の中でも一番大好き!)が流れ瞬間に「キューン」でした(そこで1回目のキュン死)問答無用で、こーゆー「ケンカするほど仲がいい」系なふたりって好きです10


 あれれ~ぬっくん、トレードマークの髪型…あ、そーゆーヅラキャラなのねwとりあえず、20~30分みた時点で思ったことを言っていいですか?(いいですよ~)「関西弁がヒドい40」ノリは、いいのにまったく出演陣たちが関西弁をモノにしてない。で、なんでジョンソンがヒロインの友人役で…


 小泉姉妹の母親がアッコさんだったなら良かった(出てこないケド)でも、男なのにリサの気持ちがイタいほど分かってしまう、たましょくって…特に大谷のことを意識するよーになってからの視線。うんうん、わかるよ、わかる。そーなんだよね、何してても輝いて見えちゃうの。


 で、冒頭の「RADIO」で掴みはOKだったところに、続いてプリンセスプリンセス「ダイヤモンド」、PUFFYの「愛のしるし」、ホワイトベリー「夏祭り」、ここまでかなりキュン死度が上がりました。でもね、今時の縁日であんなに浴衣姿いっぱい見ないから。あと、あの風車のシーン、いいね~(個人的には、告白シーンより良かった)ムツゴロウさん、ちょっと…んーま、ノリ的にはOKなのかな。


 見ているとリサの気持ちばかりが表現されていて、大谷の気持ちはあまり伝わってこないなぁ~。それは、大谷の鈍感さを表現していたと思うことに。で、中盤過ぎに突然登場するマイティ「よろしQUEEN!」ってwでも、谷原さんの英語のナレーション、妙に良かったです。


 海坊主(寺島進さん)とかアニキ(田中要次さん)ハジけ過ぎ♪しずちゃん、フラガールより先に映画デビューしてたのね(「高骨密度」的確なキャッチコピーだw)それにしても、ヒロインの藤澤さん、身長がデカ!耳がデカい!そして、ハナの穴もデカい!そんでもって、なんとなくたましょく的には北陽の虻ちゃんがプリティーになったらこんな娘になるんじゃないかと思った(ファンの方、ごめんなさい)


 なんだか、最後の方は「ラブ★コン」じゃなくて「スポ★コン」になってました。試合結果もそっちのけで、リサが大谷を応援して、2点だけ入れてお終いって…終盤の方がキュン死度が低かった。あのキスシーンもリサに「なんで、このタイミング!?もっとムードのあるステキなところでキスするやろ、フツー?やっぱ、あんたとはやってられんわ!」ぐらいのセリフを言わせて欲しかった。あ、でもあの番組に出てたのは、ややウケ。(ま、出るとは思ってたケド)


ところで、ウェンツが何処に出ていたのか分からなかったです。いや、ホントに

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