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 今日は、渋谷。明日は、アラスカ。何処に行けば(この映画)終わるの?


 気付けば「バイオ」も4作目。ところどころ、ゲームの設定を活かしなが
らも、アリスが何をしたいのか、はっきりしないことだけははっきりしている。
惰性で作られているよーに感じてしまい、お話に引き込まれない。

 覆面大男は、いい仕事していたかもしれない。


 渋谷の中島さんは、ホントにアレだけでしたw
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 差し出された手は、冷たくも心強かった


 いじめられっ子のオスカー少年。ある晩、ジャングルジムの上に立つ
不思議な少女と出会う。夜にしか会えない彼女。その出逢いが少年の
生き方を大きく変える。

 スウェーデン映画はじめて?観ました。全体を通して、寒々しさを感
じながらも、オスカー少年の直向きさ、内に積もってゆく感情のゆらぎ。
種として、人間の世界で生きてゆくことのリスクを描き、ハリウッド映画
のような華麗さばかりじゃないところも良かった。

 12歳とゆー不安定ながらも、自我がより強く成長してゆく年頃を描き
社会にはじかれた少年と人間に忌み嫌われた少女が互いに「救い」を
求めた。それは、利害の一致ではなく、本能の赴くままに。

 哀しくもあり、美しい映画。
2010.07.11 必死剣 鳥刺し
 貫くのは、忠義か誇りか


 え~はじめて本格的な時代劇を劇場で観賞してきました。頑ななまでに実直な
藩士・兼見が悪化する藩政を身を以て正そうと刃を突き刺した相手は、藩主の側
室。斬首覚悟の行いは、兼見に思わぬ藩命を下す。

 トヨエツの寡黙然としたたたずまいに息を呑み、放浪されながらも自分の行い
の正否に答えが見つからない。思いを同じくしながらも、対峙しなければならな
い帯屋との一騎打ち。その果てに、繰り出される「必死剣 鳥刺し」は、一矢報い
ねばとゆー思いの現れだったよーな。

 時代劇もいいもんだ。たまには観に行こう。
2010.07.10 プレデターズ
 狩りたいから(連れて)来ちゃった♪


 目が覚めたら異星の森林地帯。集められたのは、戦いを生業とする者
や犯罪者。鬱蒼した森の中、常に何者かに監視されながら、「生きる本能」
と「狩る本能」が激しくぶつかる?

 「エルム街~」につづいて、こちらも一応リメイク作品らしい。と言っても1
作目の「プレデター」とは、色んな意味で違うケド。序盤退屈ながら、プレデ
ターが現れれば、ちょいちょい盛り上がり、不利な戦いを強いられる人間た
ちは、釣り堀の魚。釣り上げられるか、エサを奪うか。

 何気にハンゾーがいい味出してる!

 今、王道的な肉体派俳優って、そんなにいないのかな?いたとしても、主
役を張れるだけの格じゃないとか。それが作品としての「迫力」に少なからず
影響しているかなー(役者さんは悪いわけではないケド)
 王殺しの罪を着せられた王子は、ドラえもんの道具を使って国を救う!?


 このタイミングでこの作品を実写映画化した意図は、よく分からないケド
まー良くも悪くも王道的な感じかと。アクションもなかなかですが、全体的
には、予定調和過ぎて、あまり興奮しない。

 個人的には、主人公よりも主人公を追っていたナイフ使いのキャラの方が
魅力的でした。あと、スキンヘッドなベン・キングズレーは、やっぱそーゆ
ーキャラなんだとw

 つまらなくはないケド、際立った面白さもない。率直な感想として。シリー
ズ化するなら、あのオチじゃ、どーだろーか。都合良過ぎかな。
2010.05.29 春との旅
 身寄りのない祖父と孫娘。生活に対する不安から親族縁者を訪ねる旅に
出るも、微かな希望と大きな不安は、ふたりの心にのしかかる。


 観てきました。観ないと後々、後悔するような気がして。


 頑固な祖父と健気な孫娘。でも、ふたりは和気藹々としているのではなく
切羽詰まり、それでもなんとか支え合おうとちぐはぐな歩幅を合わせようと
する。

 人の話を聞かず、思うがようにやってきた忠男と否応なしに厳しい環境に
身を置くことになった春。はねつけられ、されどそこには「憎しみ」ではなく、
確かに身内ならではの「愛」がある。

 ダメな祖父・忠男の言動がいつの間にか、やわらかさを帯び、責任感の強
い春の心境にも大きな変化が訪れ、求めれば拒まれ、差し出されれば拒ん
でしまう。ふたりの旅は、人の温かさと生きてゆく強さを与えてくれました。


 本当に観て良かった映画でした。
 話題の「低予算ホラー映画」観てきました!まさか、デフレの連鎖が映画界にまでw
なんか、タイトルがスゴいいい難いんですケド、そー思うのは、たましょくだけ?

 直訳すると「超常現象活動」。まんまです。


 コレは、ヘタに「感想」書けないタイプの映画かな。基本「(エセ)記録映像」(かの有名
な「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の系譜)的な見せ方で、寝室で眠るカップルの様子を
カメラで録画してるワケですが…


 上の「ブレア~」や「SAW(1作目)」などのよーに、今作も「1作目効果」かと思います。
この先、この成功に便乗して、2作目を作ろうもんなら、たちまち目を当てられない駄作
の烙印を押されるでしょう。


 テコの原理じゃないケド、最小限の「恐怖のきっかっけ」で、観客の「恐怖心」を最大限
に煽っている。まーでも、万人に怖がられるとは思わないケド。



 本編が終わった直後が………

ハチクロ-1

評価:△            笑える退屈度:45%

 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)

 『あらすじ』

 美大に通う竹本は、美大生にしてはフツー過ぎて地味な存在。そんな竹本が師事する花本先生の家で行われる行事「花本会」で、花本の親戚のはぐみと出会うことで運命的な恋に落ちる。時を同じくして、美大の風雲児的生徒・森田が外国から帰ってくることで、竹本、はぐみ、森田は、意に反して妙な三角関係になってしまう。

 『感想』

 連ドラがそろそろ放送とのことなので、映画版ぐらいはチェックせねばと(原作もアニメもノーチェック)。なんとなく事前情報で『登場人物が全員片想い』とゆーことぐらいしか知りません。「のだめ」が音大なら、「ハチクロ」は美大ですか…

 複数の恋愛が絡んでくるお話って、「どの恋愛(誰の)応援したくなるか」ってーのがひとつのポイントだと思うのですが、このお話で言えば、竹本→はぐみが本筋になるワケですが、たましょく的には真山と山田の恋愛劇の方がややブラックでいて、かつ「歯がゆさ」があって好き。

 例えば、はぐみは誰にではなく「芸術」に恋をしているタイプなんだと。そんなところにつかみ所のない雲のような森田がはぐみの芸術に大きな影響を与えてしまう。伊勢谷友介が出演している作品をそんなにチェックしているワケじゃないケド、こーゆー役多いよね(あ、「キャシャーン」は別ですよw)

 はぐみに恋をした竹本は、なんとか彼女をサポートしながら距離を近づけようとするんですが、はぐみの特殊な人柄に二の足を踏む。しかーし、これが面白いのかつまらないのか分からないところなんですが、どーにも竹本が主人公っぽくない。もっと言えば「蚊帳の外」。登場人物たちに影響を与えているケド…

 その点、真山と山田の関係は、単純に面白い。デザイン事務所でバイトする真山はそこのデザイナーに恋をして、山田はそんな真山に恋をする。真山はデザイナーに対して(ほぼ)ストーカーちっくで、山田はそんな真山をストーカーw人としての相性はバツグンなふたりが「恋愛」だけに関しては一方通行。

 うん、竹本に関して何か感想が持てない感じかな。一途で、人の良さはあるケド、お話の中心に据えるにしては、キャラ立ちしてない。ある意味で、主人公がパッとしない恋愛ドラマってーのも斬新ですが…そー言えば、竹本が商店街のバイトで着ている「ニャンザブロー」は、「ニャン●ゲ」だろw

 原作もアニメも見てないので、キャスティングのハマり具合は、分からないケド、まーいつものことながら蒼井優は、「こなしてしまう」感じ。天然?不思議?キャラのはぐみを中から演じている。ただ、はぐみ自身のセリフがほとんどないので、表情とか行動からしか、くみ取れない部分は大きいケド。

 なんとなく、CXが月9ではなく火9にしたとゆーのも頷ける話しだwま、多分連ドラはもうちょっと「派手」になってしまいそーな気がするケド。あと、エンドロールで流れるスピッツの歌は、すごくマッチしていると思います。さて、成海璃子の「はぐみ」は、吉と出るか凶と出るか!?

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 評価:△      烏>死体度:35%


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 ラクーンシティからの脱出に成功したアリスは、アンブレラの監視から逃れるために世界中を旅する。その間に、T-ウィルスは爆発的勢いで世界中に蔓延し、人類はおろか環境破壊まで引き起こし、至る所で砂漠化していた。


 アリスは旅の途中、ラクーンシティで共に戦ったカルロスと再会を果たす。T-ウィルスの感染を免れているとゆー「アラスカ」の地を目指して再び協力することに。一方、アンブレラはアリスの強靱的なパワーと生命力を利用しようと「アリス計画」を発動する。


 『感想』


 シリーズ完結編?とゆーことで多少期待する部分もあったのですが…いや、なんともダラダラとやってくれてしまった感じです。気持ち的に「エイリアン4」を観終わった後と同じ。予告で見せ場流しているせいもあって、そこ以上に盛り上がるシーンないじゃんと。


 一応ホラー映画なので、ビクッとなるシーンがないワケじゃないですが、不気味さ、怖さ、恐ろしさってーゆーあまり伝わってこなかったです。ただ、ホラー映画にしては、昼間のシーンが多いってーのは、新鮮でしたケドw実験施設の周りの柵、あんなんでずーとゾンビを防いでいるってーのは、どーかと。


 ゾンビの動きも雑兵過ぎて、やっつけ気味に感じてしまったり、アリスって結局何なの?とゆー疑問が頭を過ぎったり。ゾンビ映画なのに、カラスの大群(クローズ)の方が迫力あるし。目を見張るのは、カラスシーンとアリスのナイフ2刀流さばき。


 今回も一応、ボス的なクリーチャーいますが………なんだか「2」の時のネメシスのきぐる然とした見た目とは、また違う意味でのガッカリさが漂ってますwアラスカを目指す一団がゾンビやカラスの襲われてピンチに陥るシーンで、自己犠牲精神で散ってゆく様は、観ていて辛かった。


 そー言えば、ゲームに登場するサングラス野郎があんな形で登場するとは。つか、見た目に威厳なさ過ぎで。もうちょっとどーにかならなかったのかな~(さっきから愚痴ばっかで申し訳ないです)。あと、お決まりの「なんちゃって日本」には閉口。で、アリスを残して飛び立ったヤツら、どーなった?(まだ続くのかー)


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前売り特典:ポストカード

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 評価:△      ゴム<炎度:55%


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 すっかりヒーローとして崇められるよーになってしまったファンタスティック4のメンバーたち。リードとスーは、延びに延びた結婚式を前に微妙な関係に陥っていた。そんな中、宇宙から飛来した謎の飛行物体によって地球各地で異常現象が発生。


 リードとスーの結婚式当日、彼らの前に現れたのは銀色に包まれた生命体。スーの弟・ジョニーは、さっそく追跡するが圧倒的な力で押さえ込まれる。しかも、シルバーサーファーと接触したことで、ジョニーはメンバーと能力を入れ替える体質になってしまう。


 『感想』


 ハリウッド版、実写「ワンピース」の第2弾(違うって)。前回もそこそこでしたが今回もそこそことゆーか、もう少し面白くなっていると思っていたのですが…相変わらずまとまりのない4人がなんとか頑張って地球を守ってくれよーとします。


 今回の敵は、ヴァーチャファイターでお馴染みの…(だから、違うって)惑星波乗り野郎のシルバーサーファー。(意外と出てくるのが遅い)序盤は、マリッジブルーなスーと研究にしか興味のないリードの痴話ケンカメインです。


 んでもって、前回正に「お払い箱」になったドゥームが執念の復活。つか、ドゥームの手助けをしていた人は誰?(なんの説明もされてない)F4では、太刀打ち出来ないシルバーサーファーに対して、情報提供をしてくれるんですが…それだけじゃないんです。


 F4の紅一点・スー役のジェシカ・アルバ。なんか、前作より魅力を感じないのは何故?前作の時は、もっとセクシーな印象だったのに。今回も一応、サービスカットありますが控えめ。結婚と地球の平和の板挟みで悩める女性ってな感じです(でも、メガネ良かったですよ~w)


 多分、主役なのに見た目が一番地味なリード?戦いよりもダンスシーンでゴムゴムの…(中略)実写化されてもルフィがこんな中年手前だったらショックです_| ̄|○んで、怪力以外のメリットがない一番損な役回りのザ・シング(チラシの裏に紹介もされてないし)愛すべき女性とどー接するのかゴツい体で悩んでます。


 で、今回の主役はジョニー(豆腐屋ではない)空は飛べるとは、攻撃力高いは、オマケに他のメンバーと能力交換可能(燃えるスーは必見か?)今回も手に妬ける(炎だけにね♪( °▽°)=◯)`ν°)・;'.、 バキィッ!!)暴走っぷりですが、クライマックスでは独壇場w


 サブタイトルが「銀河の危機」ってゆーことで、確かにスケールの大きな敵でした。でも、倒したのは…思ったより、迫力のあるシーンは少な目、短めでした(;´Д`)ノでも、まさかあっちが本体だったとはw次回作があるなら、余程惹かれない限りは、レンタルでいいや(と言いつつも、観に行ってしまう)




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都内劇場にて実物大?シルバーサーファー


 


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前売り特典:シルバーサーファーのKUBRICK
入場特典:ポストカードセット