本当なら、昨年の夏に劇場で観ていたハズが色々あってやっとチェック出来ました。
「かもめ食堂」が好きな人なら、ツボじゃないかと思います。南極とゆー厳しい環境の中で
8名の隊員たちの悲喜こもごもな生活感と調理担当の西村がふるまう料理の数々。
時に見せる悲哀が極地生活の大変さを垣間見せながらも、湿っぽくせずに逆境を笑い飛
ばすぐらいのバイタリティーを感じられる作品。大きな展開よりも登場人物たちの見せる人
間らしさが心地よい。
おいしいと感じることぐらいは、極地であってもフツーの感覚でそう思いたいと思わせてく
れる。容易でないことを容易に受け入れられなくても、それを何に置き換えることで順応して
ゆく人のたくましさも良かった。
「前編」では、笑いの要素をふんだんに取り入れながら、足踏み状態になったところで
終了。今回の後編では、しっかり楽曲を聴かせる尺を使い、千秋の解説ナレーションによ
り、曲の世界観などが伝わる。
のだめの感情の移り変わりは、単に「浮き沈み」の繰り返しとゆーモノではなく、周囲の
人々を動かす起爆剤にもなってる。ただ、のだめと千秋が距離を置くとゆー前後編にまた
がったこの設定があまり活かされてないよーな。
個人的には、あっちのふたりの「再会」にちょっと涙したり、世界中が騒ごうとも両親は、
2時間ドラマの犯人の方が気になったりとwあとは、あくまでも映画で描かれているのは、
のだめと千秋の物語であり、見方によっては消化不良?でも、「終わり」のない道だから
こそ、こーゆー締めだったのかも。
原点回帰を果たしたふたりが奏でた楽曲こそが
評価:☆ それ以上の演奏を求める度:78%
評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)
評価:○ ジュマンジ度:50%
評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)
『あらすじ』
仕事をしても長続きせず、せっかくの事業も頓挫し、妻には離婚され、愛する息子すらも自分から遠ざかっていってしまうラリー。なんとか息子の気持ちを自分に向けさせようとハローワークに行き、なんとか就職口を紹介される。
ラリーは、ニューヨークの自然史博物館で夜警の仕事を任されることに。ベテラン警備員たちから渡された「マニュアル」を片手に夜の博物館で気ままに警備をしていると…エントランスホールに飾られていたハズのティラノザウルスの骨格標本がなくなり、ラリーはこの世のものとは思えない光景を目にすることに。
『感想』
まぁ、ロビン・ウィリアムスが出演している時点で「ジュマンジ」っぽいとゆーことはなんとなく分かっていましたが…実は、三部作(「ジュマンジ」「ザスーラ」「ナイトミュージアム」)なんじゃないかと思いましたが、特に繋がりはないみたいですw
のっけからティラノザウルスが大暴れ!かと思いきや、意外と性格が犬だったのには笑ったw骨追われ、猿にからかわれ、散々なラリーですが、偉大なるアメリカ大統領・ルーズベルトに助けもあってなんとか一晩を終える。
えーと…すいません。書くことがない(汗)いや、それなりに楽しめますが、父親と息子の絆が試される映画なのかとも思っていたのですが、そーゆーのもあまりなく。展示物が夜な夜な動き出すのも、エジプトの石版の力とゆー、なんとも大雑把。ラリーとデクスターのどつき漫才はそれなりに笑えます。(なんで、モアイがガムを…)
実は悪党だったベテラン警備員たち(この3人、見ていると「スリーアミーゴス」が…)あ、あと2日目の夜、ラリーが動き出す展示物対策するところでかかる音楽「サラリーマン・NEO」でした。あっちでは、宝田明が警備員に格好してたなぁ~(もはや、感想じゃなくなってます)
なんで、直射日光を浴びると砂になってしまうのか、どーしても腑に落ちない。あと、気を抜くとラリーが若い寺島進に見えてしまいます。ベテラン警備員の逃走劇の被害に遭いそうになったサカジャウィアを助けたルーズベルトのエピソードは良かった(あのシーン、どーしてもビショップを想起しちゃいました)NYを駆け巡るボーンTレックスは、ロストワールドへのオマージュ?
博物館の案内係をしているレベッカ。誰かに似ているなぁ~と思いながらも結局最後まで誰に似ているのか思い出せず、内容もどんちゃん騒ぎで終わってしまったことと合わせて消化不良気味。あ、でも最後にラリーがあの「スイッチ」を懐中電灯に付けていたのは、小ネタとしてウケましたw
前売り特典はボーンTレックスの光って動くフィギア
(ちゃんとゼンマイで動きます)