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 この4人(Aチーム)敵に回すべからず!


 あの馴染み深いテーマソングと共に「特攻野郎Aチーム」が帰ってきた!
オリジナルの雰囲気を継承しながらも、2代目Aチームのメンバーは智恵と
テクニックとユーモアを以ってして、よしとすべし!

 結成エピから復讐に至るまで、全てが彼らAチームの流儀がぎゅぎゅーっ
と詰まっている!相変わらずB.Aが何かとハメられてしまう姿に笑いがこみ
上げる。見事なチームワークと迫力のミッション。

 出来ることなら「シリーズ化」して欲しいと思ったほど。

 
 ミッションは、エンドロールが終わったあとまで続いてますよ♪
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 かつて自分たちを生み出したタイタンを滅ぼした神々。ゼウスを筆頭に人間を
創造するも、人間たちは神の傲慢さに反旗を翻す。


 「タイタンの戦い」と言えば、テレ東のお昼によく放送されていたアレですね。
クリーチャーが人形で表現されていて、印象的にカクカク動く。あれはあれで、
けっこー好きですが、21世紀の「タイタンの戦い」は、ド迫力!

 物語は、王道中の王道。神と人間に間に産まれたペルセウスが人間として、
神に挑む。CMなんかでは、巨大クリーチャー「クラーケン」が目玉っぽく感じま
すがたましょく的には、メデューサ戦こそが見物だと。

 素早い動きと細やかな描写、見たモノを石にする厄介さ。それと、ハデスの登場
シーンがカッコイイ!黒煙を纏って、黒い翼のよーにそれが形作られたり。気にな
った点は、ペルセウスの仲間たちが大雑把で愛着がイマイチ沸かないw

 そんな中、異形の姿をしながら、人間以上にいい働きをしていたのがジン(元人
間?)特撮戦隊モノに出てきそーな感じしたケド、頼もしいヤツです。あ、そう言え
ば序盤の方で、なんか懐かしいモノが登場してたなー。


 ゼウスは、自分の下に人を造って、兄との仲違いが騒動の


 評価:☆                  神でも人間でも我が子は、我が子度:81%

 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)
2010.04.11 第9地区
 突如として地球上に現れた巨大宇宙船。その中に居た宇宙人は、難民として劣悪な環境で
の生活を余儀なくされた。宇宙人の住まう「第9地区」の管理責任者・ヴィカスは、彼らにある
勧告をするために、その地に踏み入ることに。


 今年に入ってから、どーにも見応えのある作品に出会ってなかった気がしてたんですが!
いやいや、遂にきました。


 最近、また流行ってきている「ドキュメンタリー手法」で描かれる世界の真実。物語では「宇
宙人」が虐げられ、その宇宙人に翻弄されながら、やがて自分自身が追われる立場になる男
の葛藤と悲哀を見せながら、その実、これは今も世界の何処かで起きていることなんだとゆー
強いメッセージ性。

 と言っても映画としての娯楽性や物語へと惹き付ける力はかなりある。最近の作品で、例
えるなら「逆アバター」かもしれない。その他にも色んな映画の要素を取り入れながらも、見
事に作品としての「色」が徹底されている。

 クライマックスでの壮絶な展開。武力と思想と不安と生きようとする情念が渾然一体とな
って、スクリーンに映し出される。自分が興奮しているのか、ビビっているのかさえ、分か
らなくなった。

 最後の1シーンまで見逃せないです!


 評価:★★★★(アバター越えた!)       守られるべきは、人か命か度:100%

 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)
 2006年にヒットしたアニメの「時かけ」でヒロインの声を演じた仲里依紗による実写版。
てっきりアニメの設定で実写化したのかと思ったら、ちょっと勘違いしてましたw1970年
代の雰囲気の中で、主人公の芳山あかりが、奔走し、母親との約束を果たそうとする責
任感と自分の中に産まれてゆく感情を見事に表現。

 クライマックスでのあかりの葛藤が見物。そして、涙゚・(つД`)・゚


 

 派手さはないケド、ココロににじわじわと染みてくるいい映画でした。



 あ、ちなみに今月は、コレ1本。来月は、ちょっと多そうw
 必要なのは、医師なのか、救う気持ちなのか?


 昨年話題になった「ディア・ドクター」を拝見。山間の村で展開される医師と村人の
触れ合いの中に、様々な問題提議を織り込みながらも、病気を治すことと、患者を救う
ことは、医学的に「同じ」でも、状況においてはそれが絶対ではないかと。

 事実の片鱗を知りながらも、本当は逃げ出したいほどの重圧を感じながらも、そこに
病気や怪我で困っている人がいれば、救いの手を差し伸べてしまう。それは「愛」では
なく、条件反射のよーに。



 追われることで患者を救った伊野が最後の最後まで患者を見捨てなかった゚・(つД`)・゚

サイズ変更チーバスの栄光

 評価:○          危険な綱渡りと………度:48%

 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)

 『あらすじ』

 バチスタ(拡張型心筋症)手術を手掛けるスペシャリストで編成された「チーム・バチスタ」。成功率60%と言われる難易度の高い手術を26回連続で成功させ、その名を国内外に轟かせる。しかし、27回目の手術から栄光の歯車は狂いはじめ、3回連続の術死が起こる。

 事態を重くみたい病院側は、外科の知識のまったくない心療内科医の田口公子に内部調査を依頼。患者の愚痴を聞くことが仕事だった田口は、チーム・バチスタの7人にそれぞれ接触し、内情を探るが何も発見出来ない。しかし、手術に立ち合った田口の前で再び「術死」が発生。それと共にある男が田口とチーム・バチスタの前に現れる。

 『感想』

 原作は、現役医師が書いた医療ミステリーだそーで。突然、無理難題を押しつけられた田口がチーム・バチスタの7人を動物に見立てながら、探るも、自分の専門外なことに戸惑いながらも「白」と判断するまでが序章。そこに型破りな役人・白鳥が登場することで、「静」から「動」へと転換。

 チーム・バチスタの核とも言うべき外科助教授の桐生を演じる吉川晃司。多分、彼の演技を見るのははじめてだケド、なかなかの存在感でした。ま、あとの6人はなんか「添え物(佐野史郎除く)」的な感じがします。そんな彼らを調査する心療内科医の田口は、人を動物に例えながらもやけに素直過ぎる面がw

 ミスリードや伏線、一応「どんでん返し」的な要素もあるし、手術シーンの緊迫感はすごく伝わってくるのですが、7人の容疑者のキャラがやや弱い気がする。調べてゆく内に利害関係やドロドロしたモノを見えてくるのですが、かと言って7人に1回ずつ「容疑」がかかるほどの演出はなし。

 つか、大友とかはチームに入れちゃいけないだろwあのテンパり方で「栄光の7人」とか言われても…つか、大友はそもそも「7人」に含まれてないよーな気がする(「プロジェクトX」風、紹介ビデオ見ても)で、主演ふたりですが、キャラ的には及第点ですが、思ったほど活躍シーンがないw「真相」も苦労の末に明かされたとゆー感じではないかな。

 最近、「平泉成」のモノマネをする人が増えたせいか、本家の平泉成さんの演技がちょっと「荒れて」いるよーに感じるのは、気のせいか。(ま、シリアスからコメディまで出来る俳優さんですが)あと、無駄に野際陽子をキャスティングして、アベちゃんと共演させているあたりは、どーも「トリック」を意識してないこともないのかもしれない。

 つか、バットを当てる方が100倍難しいと思う(謎)

2007.11.10 転々

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 評価:◎      モヤさま度:75%


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 大学8年生になる文哉は、幼い頃に両親に捨てられ、引き取ってくれた育ての父親は、罪を犯して逮捕されてしまった。おまけにいつの間にか膨らんだ借金84万円で首が回らない状態。そんな文哉の元に借金取りの福原が現れ「返済期限残り3日」と宣告される。


 借金を返せる目処も立たないまま、残りに1日となってしまう。途方に暮れる文哉に対して福原は、借金をチャラにする方法を告げる。それは、福原の気が済むまで東京を一緒に散歩するとゆー条件。しかも、目的を達成すれば100万円がもらえるとゆー。腑に落ちない文哉は、その申し出を受けることに。


 『感想』


 毎度の事ながら、三木聡監督作品は、何から書けばいいのか困るw今回の作品は、オダギリジョーと三浦友和のふたりが東京をてくてく歩きながら、互いの関係性を越えて、人間としての触れあいを見せながら、三木監督作品ならではの日常に埋もれている小さなネタを織り交ぜる。


 面白いケド、万人は薦められないってーのが本音と言えば本音。序盤から小さな笑いを狙いながらも、今までの三木監督作品にあったよーな「不道徳」さはあまり(いい意味で)感じず、債務者と債権者とゆー関係にある文哉と福原は、友人に思えるほど互いの距離感はないかと。


 今回ももちろん登場する岩松了とふせえり(+松重豊)。今までも三木監督作品では、必要不可欠的な存在として登場してきましたが、今回の役が一番「時効管理課」の雰囲気に近い印象。国松(岩松了)の旋毛の臭いが「崖っぽい」ってーのは、やはり寂水先生の…


 東京を色々歩くお話ですが、ことごとく「観光スポット」と呼ばれるところは、使ってない!地味な商店街とか路地裏を散策しながら、そーゆー日常の風景とそこで行われる人々の生活感が伝えようとしている印象。一方で、三浦友和(ALWAYS)やオダギリジョー(東京タワー)に対するオマージュもあったりとw(ついでに「時効警察」繋がりネタも何ヶ所かw)


 後半、文哉と福原は、成り行きで「疑似家族」を演じることになるんだケド、ここで登場する謎の少女・ふふみ。このふふみを演じている娘は、時効警察のシーズン1でダントツの人気を誇る第6話で茗荷谷真弓を演じた吉高由里子。


 ハイテンションな登場から文哉や福原をあっけらかんとさせながらも、場を和ませる存在として見事に際立っている。6話の時、あれほど切ない演技で泣かされたケド、今回は程良いあか抜けキャラがいい感じ。この娘、絶対ブレイクする。来年か再来年あたりに。


 食卓を囲む頃には、疑似家族ですらも文哉にとっては、本当の家族以上の家族になってゆく感じは、微笑ましさと少しの寂しさを感じる。福原のニセの妻を演じる麻紀子(小泉今日子)が作ったカレーを食べながら「辛い」と涙目になる文哉だけが、福原がカレーを食べたいと言った真意を知っているだけに(麻紀子が勤めるスナック名は…w)


 お話として、何かがすっきり解決してたり、登場人物たちの背景をあえて描いてないことで、観ている側としては「不意を突かれた」感じで終わった印象ですが、これが他の監督作品なら「えー」と不満の声でも上がってしまうのもしれないケド、そこは三木マジックですかねw


 ちょっとした笑いを求めているなら、是非♪あと、エンドロール後に……


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前売り特典:東京散歩マップ
(本当に歩いたらけっこー大変かもw)

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 評価:○       バラバラなままのパズル度:55%


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 空港建設をめぐって住民と空港公団の間で日々争いが絶えない馬酔村。そんな騒動の中、父親の仕事の都合で東京からやってきた亮介少年。地元の悪ガキ・公平とうち解けて、村の生活を堪能。ある日、亮介と公平は、不思議な少女・ヒハルと出会い、3人は意気投合することに。


 『感想』


 序盤は、どこか「トムソーヤ」的な感じで、都会から来た少年が田舎暮らしを満喫する様がとても微笑ましい。憧れのエリカがあっと言う間に亮介になびいて、ハートブレイクな上に「しね♪」と笑顔で言われては、公平と亮介の乱闘→友情芽生えるw


 UFOに父親をさらわれた信じ込む不思議少女のヒハル。田舎の村にはひとりぐらいいそうな育ちの良い娘っぽく、少し大人びて感じる。父親の形見?の望遠鏡。出来ることなら、あの受け皿に流れ星を落として欲しかったケド。(あれ?でも、ヒハルって何処に学校に通っているのよ?)


 中盤ぐらいまでは、少年たちの友情物語っぽくてそこだけでも楽しめればと思っていたのですが…なんだか、そんなに大きくない村に色々なエピソードを詰め込み過ぎです。まずが、主軸?なのか、「空港建設反対」。謎の鳥人・スミス。赤星。ヒハルの願い。そんなエピソードが最終的に集約されるのかと思いきや…


 で、一番なんなのか分からないのが、村人が集まる「BAR花園」。時代錯誤とゆーか、日本ですらない。異様過ぎ。(面白そうで雰囲気はキラいではないですが、あの村にあるのはどーかと思う)あと、空港建設に反対する青年団。青年団?いや、どー見てもチンピラです。村人は、公団と争う前にアイツらを何とかしないとダメだろ。(なんか和気藹々としているいが)


 そもそも、いつ頃の日本を想定して描かれているのか…ま、どーでもいいです。亮介と公平は、そんなオトナたちの「争い」を横目にいたずらに興じたりしてのびのびと過ごすのですが…あのう●こ爆弾を見ているとサランラップのCMの正しくない使い方を見ている気分になります(あと、そんなに公平の生尻見たくないです)


 で、亮介、公平、ヒハルは村で浮いている存在・赤星(木更津のオジーみたいな)と仲良くなり、村が一望できる丘の上を秘密基地にして友情を深める。そして、行方知れずだった公平の父親が村に帰ってくる(すでにこの親子の再会ぐらいでお腹いっぱいでした)


 青年団の連中は、兎にも角にも空港建設を反対していて、何故か暴れるのはいつもBRA花園。そこのママさん(大竹しのぶ)のキレっぷりは、なかなか見応えあります。思ったのですが、亮介の父親、公平の父親、みっちゃん(ママさん)は古い知り合いとゆー設定なら、ヒハルはみっちゃんの子供とゆー設定の方がすんなりするんですケド(みっちゃんとヒハルが親子だったとゆーのは、終盤で明かすとして)


 亮介の父親が村を追われる?原因となった「日本ふるねずみ」も実際に登場させればもう少しお話的にも感動出来たのでは?それとやはり、スミスはいらない。登場させるなら、もっとお話の主軸に絡ませないと、存在だけ出てきてもイマイチ、愛着が持てない。それと、謎の老人ふたり組。あのふたりも実は、老人になっった亮介と公平だったら面白いのに。(終盤まったく出てきてないですが…)


 物語ががらりと一変するのが、青年団の卑怯な作戦から。それまでも争いはあったケド、なんとなく「微笑ましい」ぐらいだったのに、いきなりチャカです。しかも、実際撃ってしまいます。発砲事件なのに、警察は変なタイミングでやってくるし、いきなり発砲とは…┐(゜~゜)┌


 オトナたちの抗争に悩まされた少年のひとりが4人の秘密基地を破壊することで、ヒハルも傷つくことに。あの少年って、「女王の教室」のドロボー顔?懐かしい。ヒハルの父親の残した隕石と公平の父親が持って帰ってきた部族のお守りは、もともとひとつの石だった?


 ヒハルのため?村のため?に立ち上がった子供たち。いやいや、唐突過ぎだから!だったら、もう少し亮介とか公平が他の子供たちに呼びかける方を描いて欲しかったんだケド。ミステリーサークルもヒハルが本とかを読んでいてそこに描かれいる図形とかだと良かったよーな。で、その作戦の最中にドロにハマッた靴がなんで、コンクリにそのまま…


 結局、亮介と父親は、東京に帰ることになるのですが…公平と別れのシーンはベタでもいいから「お父さん、車止めてよ!」ぐらい言ってあげても。それから、あの旗を持った少年たち100人が車を見送るとか。あ、でも赤星のシーンは良かった。それとヒハルは何で見送りにこなかったのか?(亮介とヒハルの淡い恋心とかも描いて欲しかったが…)


 やはりどーにも各エピソードの繋がりが感じられず、もう少し絞り込んで描けばもっと素直に感動出来たかも。赤星のエピソードも本当なら哀しくて、それでも最後は笑顔になれそーうなのに霞んでしまっている。あと、やはりスミスは…(あの先生の恋の相手は他の誰かでも良かったかと)


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前売り特典:友情の旗?付きペン

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 評価:☆        ガンダムだって夢じゃない!度:100%(キャスト抜き)


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


『あらすじ』


 カタールに駐屯する米軍基地に、3ヶ月前に撃墜されたハズの戦闘ヘリが突如の帰還。しかし、それは突如、機体を変形させ攻撃を開始する。一方、学校の単位の「A」を3つなんと取ったサムは、父親からご褒美として、中古車を買ってもらえることに。


『感想』


 夏の超大作の大本命!日本が産んだ「トランスフォーマー」が逆輸入とゆー形で再上陸!序盤から息も吐かせぬ大迫力の戦闘シーン!某オカマさんが見たら「どんだけ~」って、連発することでしょうw最初のカタールでの戦い、分かりづらいですが1体の敵が途中で分離してるんですね(分離した方がスコーピオン型?として、更に追い打ちを)


 主人公のサムが乗ることになる「バンブルビー」。ハンドルの中央には「コンボイマーク」が刻印されてますw(あ、コンボイ司令官は、オプティマス・プライムとゆー名前になってます)序盤から冴えないサムをロボットながらラジオを使っていいムードを演出w仲間を呼ぶ時には、バットシグナルっぽい、コンボイシグナルでw


 お話として、コンボイたちの住んでいた星が戦争で壊滅し、そのどさくさで「星の核」とも言うべき物体が宇宙空間に放出。で、都合良くそれが地球に落下。それを悪用しよーとしていたメガトロンは、北極にエイリアンと一緒に氷漬け(別の映画と話がごっちゃになってるじゃねーか!)


 コンボイたちが出てくるまで少々時間がかかりますが、登場シーン、カッコイイです!カッコイイのにユーモラスな面もあり、サムの家での騒動は笑えますwあと、敵陣営に居るりある・ラジカセキングもあの小ささでけっこー厄介なヤツですが、行動バレバレじゃねーの?w


 サムのガールフレンド役の女優さん、なんだか日焼けしたジェネファー・コネリーに似ているよーな気がするのは、たましょくだけ?車好きとゆー設定が終盤で一応活かされていましたがw(バンブルビー@ガンタンク!w)


 さてさて、正義のオートボット・コンボイ軍団と悪のディセプティコン・メガトロン軍団の戦いの裏で、セクター7とゆーCP9みたいな組織まで登場して、何をしても許されるバッチを振りかざして、バンブルビーを苦しめることに(あの冷凍シーンは、ちょっと胸が痛い)


 全面対決になってゆくのですが、コンボイ軍団が自動車オンリーに対して、メガトロン軍団は、戦闘機、戦車、ショベルカーなどなど。ところで、コンボイがショベルカーを退治する時に使った「コンボイソード」は、なんで最後の対決で使わなかったのか?(カッコイイのに)友人は、メガトロンのヤラれ方が不満だったみたいですw


 あと、一緒に観に行った友人がサムにあるツッコミを。終盤、メガトロンからキューブを守り抜こうとするサムが市街を全力疾走するのですが、キューブの力が暴発?して、周囲にある物体に「生命」が宿ってしまうシーン。キューブは、使う者の心によって「善」にでも「悪」にでもなる。サムが持っていた時に暴発したキューブの力で「生命」を宿したトランスフォーマーは、悪だったのですが?w(自動販売機ロボットとかね)


 あと、それぞれに一応の役割があるのにちょっとそ辺を活かしきれてなかった部分はあったかと。メガトロン軍団も総勢で何体いるのかあやふやだしwそして、たましょく的には一番気になった部分は…「質量」ですかね。車からロボットに変形するとやけにロボットの方が質量があるよーな気がします(オートボットたちは、車などと融合するのではなく、形を似せることが出来る)つまり、ロボットに変形することで、本来の質量に戻るってこと?(そんな難しいことどーでもいいんじゃねーの?)あ、はい。


 評価は「☆」ですが、限りなく「★」に近い「☆」とゆーことで♪既に続編決定したとのことで、大気圏に消えていった残党の行方が気になりますw是非、次回作ではフジテレビ社屋、六本木森ビル、東京タワー、都庁、横浜ランドマークタワーなども変形させて欲しいところです!w


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前売り特典は、変形するボールペン!
(使い勝手は悪そうですが、けっこー気に入ってます♪)

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 評価:★        名作は名作度:90%


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 両親の離婚をきっかけに、母親の田舎へと転校することになった斎藤一夫。幼い頃、暮らしていた時のことは、ほとんど覚えてないまま何処か懐かしい街並みを眺める。学校で担任に紹介されると、幼い頃、仲の良かった斎藤一美が一夫の「秘密」を暴露。


 一美のことを忘れようとしていた一夫だったが、すっかりペースにのせられ、一美の実家のそば屋にまで連れてゆかれることに。そば打ちようのおいしいわき水の場所「さびしらの水場」。ふたりは、そこで水を飲もうとして誤って水場に。もつれ合いながらもなんとか助かったふたりだが…なんと、なんの力か心と体が入れ替わってしまった。


 『感想』


 オリジナルの「転校生」は、未見なのですが、有名なお話ですよね。神社の境内の石段で転げ落ちたふたりが入れ替わってしまうお話。今回のこの作品では、石段ではなく、何やら意味深な水場に落ちることで入れ替わってしまう。


 まず、このヒロインの斎藤一美役・連佛(れんぶつ)美沙子。純和風な顔立ちに、ちょっと気の強さを感じさせるよーな目、めちゃくちゃ着物が似合う!序盤は、心が一夫になってしまった一美のドタバタ劇でとにかく笑わせてくれます。勇敢にも下着姿にもなりますが、まったくやらしさの無い、ユーモアたっぷりに描かれてます。


 一方、心が一美になった一夫も見た目も相まって、見事な「オカマちゃん」に。かと言って、キモいとゆー感じではないところがこの一夫役の森田直幸の持ち味なんでしょーね。で、一夫には、以前住んでいたところに「アケミ」とゆー彼女がいて、一美にも学級委員長の山本弘とゆー彼氏が(序盤、一美がこの山本弘の何処に惹かれたのか疑問に感じてましたが…)


 単に昔の幼馴染みの心と体が入れ替わっただけの話とゆーだけではなく、実は切ない男女4人の恋模様にまで発展するのですが、先ほど言った一美の彼氏の山本弘がキーマンになるんですよ。とっつきにくそうで融通が利かなさそうな見た目ですが、一美を思う気持ちは、誰にも負けない。何より、最初に「入れ替わり」に気付くのが彼なんですが、優しいんですよ。


 幼馴染みとは言え、何十年も交流のなかった両家は、ふたりの様子がおかしいことを互いの家の子供のせいにして、会わせないようにしちゃうのですが、会えなくなったふたりを繋ぐのが山本弘!一美へのラブレターで「君のためなら死ねる」なんてゆー某映画のタイトルみたいなキザなセリフを書きますが、このセリフも後に重要な意味をもってきます。


 序盤は笑いの連続なのですが、中盤以降の展開は泣かずにはいられませんでした。「またか」と思う反面、やはり物語の流れとしてそこに違和感がなければ受け入れられるもんで。一美の体を襲った病によって、一夫の心までも一美の体と一緒に死んでしまうかもしれないとゆー事態に。


 移動教室での温泉シーンで、一夫(体は一美)が「宝の山だ」だと言いながら、鼻血を流すシーンでゲラゲラ笑いながらも、そこからのふたりの急転直下ぶりに涙゚・(つД`)・゚ピアノが得意だった一夫は、一美の体でピアノを弾くのですが、その時唄う歌が「さよならの歌」(主題歌)すごく、この映画にマッチしていて、聴いているだけで泣けてくる。


 次第に体の弱ってゆく一美の体と一夫の心。そこに山本弘やアケミ、一美にいたずらをしよーとした病院のバカ息子(←この役をやっているのが…ヒ●シなのですが、この作品の中でやはり浮いているよーな気が)の協力もあって、一夫と一美は思いで作りの小さな旅?に。


 あの宿のシーン、思い出すだけで泣けてきます゚・(つД`)・゚本当に泣けます。通報される前に宿を去る時、旅の一座が無言で手を振る様にもグッときちゃいました。ふたりの旅は、入れ替わった原因となった「さびしらの水場」へ。ここでのふたりの会話が切なくも互いを思い遣るいい内容なんです。


 公開されたのが、6月だったので6月中に観ていたら間違いなく、上半期の上位作品になっていまいした。笑いと純愛に弱いたましょくにとっては、まさにツボでした。今すぐにでももう1度観賞したいと思うほどの作品。あと、大林監督の趣向なんでしょーか、カメラアングルが斜めのシーンが多いのが特徴的でした。あと、一美の姪っ子の女の子、なかなかの役者ですw