チーム・バチスタの栄光
2008 / 02 / 09 ( Sat ) 19:15:58

サイズ変更チーバスの栄光

 評価:○          危険な綱渡りと………度:48%

 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)

 『あらすじ』

 バチスタ(拡張型心筋症)手術を手掛けるスペシャリストで編成された「チーム・バチスタ」。成功率60%と言われる難易度の高い手術を26回連続で成功させ、その名を国内外に轟かせる。しかし、27回目の手術から栄光の歯車は狂いはじめ、3回連続の術死が起こる。

 事態を重くみたい病院側は、外科の知識のまったくない心療内科医の田口公子に内部調査を依頼。患者の愚痴を聞くことが仕事だった田口は、チーム・バチスタの7人にそれぞれ接触し、内情を探るが何も発見出来ない。しかし、手術に立ち合った田口の前で再び「術死」が発生。それと共にある男が田口とチーム・バチスタの前に現れる。

 『感想』

 原作は、現役医師が書いた医療ミステリーだそーで。突然、無理難題を押しつけられた田口がチーム・バチスタの7人を動物に見立てながら、探るも、自分の専門外なことに戸惑いながらも「白」と判断するまでが序章。そこに型破りな役人・白鳥が登場することで、「静」から「動」へと転換。

 チーム・バチスタの核とも言うべき外科助教授の桐生を演じる吉川晃司。多分、彼の演技を見るのははじめてだケド、なかなかの存在感でした。ま、あとの6人はなんか「添え物(佐野史郎除く)」的な感じがします。そんな彼らを調査する心療内科医の田口は、人を動物に例えながらもやけに素直過ぎる面がw

 ミスリードや伏線、一応「どんでん返し」的な要素もあるし、手術シーンの緊迫感はすごく伝わってくるのですが、7人の容疑者のキャラがやや弱い気がする。調べてゆく内に利害関係やドロドロしたモノを見えてくるのですが、かと言って7人に1回ずつ「容疑」がかかるほどの演出はなし。

 つか、大友とかはチームに入れちゃいけないだろwあのテンパり方で「栄光の7人」とか言われても…つか、大友はそもそも「7人」に含まれてないよーな気がする(「プロジェクトX」風、紹介ビデオ見ても)で、主演ふたりですが、キャラ的には及第点ですが、思ったほど活躍シーンがないw「真相」も苦労の末に明かされたとゆー感じではないかな。

 最近、「平泉成」のモノマネをする人が増えたせいか、本家の平泉成さんの演技がちょっと「荒れて」いるよーに感じるのは、気のせいか。(ま、シリアスからコメディまで出来る俳優さんですが)あと、無駄に野際陽子をキャスティングして、アベちゃんと共演させているあたりは、どーも「トリック」を意識してないこともないのかもしれない。

 つか、バットを当てる方が100倍難しいと思う(謎)

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転々
2007 / 11 / 10 ( Sat ) 21:24:32

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 評価:◎      モヤさま度:75%


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 大学8年生になる文哉は、幼い頃に両親に捨てられ、引き取ってくれた育ての父親は、罪を犯して逮捕されてしまった。おまけにいつの間にか膨らんだ借金84万円で首が回らない状態。そんな文哉の元に借金取りの福原が現れ「返済期限残り3日」と宣告される。


 借金を返せる目処も立たないまま、残りに1日となってしまう。途方に暮れる文哉に対して福原は、借金をチャラにする方法を告げる。それは、福原の気が済むまで東京を一緒に散歩するとゆー条件。しかも、目的を達成すれば100万円がもらえるとゆー。腑に落ちない文哉は、その申し出を受けることに。


 『感想』


 毎度の事ながら、三木聡監督作品は、何から書けばいいのか困るw今回の作品は、オダギリジョーと三浦友和のふたりが東京をてくてく歩きながら、互いの関係性を越えて、人間としての触れあいを見せながら、三木監督作品ならではの日常に埋もれている小さなネタを織り交ぜる。


 面白いケド、万人は薦められないってーのが本音と言えば本音。序盤から小さな笑いを狙いながらも、今までの三木監督作品にあったよーな「不道徳」さはあまり(いい意味で)感じず、債務者と債権者とゆー関係にある文哉と福原は、友人に思えるほど互いの距離感はないかと。


 今回ももちろん登場する岩松了とふせえり(+松重豊)。今までも三木監督作品では、必要不可欠的な存在として登場してきましたが、今回の役が一番「時効管理課」の雰囲気に近い印象。国松(岩松了)の旋毛の臭いが「崖っぽい」ってーのは、やはり寂水先生の…


 東京を色々歩くお話ですが、ことごとく「観光スポット」と呼ばれるところは、使ってない!地味な商店街とか路地裏を散策しながら、そーゆー日常の風景とそこで行われる人々の生活感が伝えようとしている印象。一方で、三浦友和(ALWAYS)やオダギリジョー(東京タワー)に対するオマージュもあったりとw(ついでに「時効警察」繋がりネタも何ヶ所かw)


 後半、文哉と福原は、成り行きで「疑似家族」を演じることになるんだケド、ここで登場する謎の少女・ふふみ。このふふみを演じている娘は、時効警察のシーズン1でダントツの人気を誇る第6話で茗荷谷真弓を演じた吉高由里子。


 ハイテンションな登場から文哉や福原をあっけらかんとさせながらも、場を和ませる存在として見事に際立っている。6話の時、あれほど切ない演技で泣かされたケド、今回は程良いあか抜けキャラがいい感じ。この娘、絶対ブレイクする。来年か再来年あたりに。


 食卓を囲む頃には、疑似家族ですらも文哉にとっては、本当の家族以上の家族になってゆく感じは、微笑ましさと少しの寂しさを感じる。福原のニセの妻を演じる麻紀子(小泉今日子)が作ったカレーを食べながら「辛い」と涙目になる文哉だけが、福原がカレーを食べたいと言った真意を知っているだけに(麻紀子が勤めるスナック名は…w)


 お話として、何かがすっきり解決してたり、登場人物たちの背景をあえて描いてないことで、観ている側としては「不意を突かれた」感じで終わった印象ですが、これが他の監督作品なら「えー」と不満の声でも上がってしまうのもしれないケド、そこは三木マジックですかねw


 ちょっとした笑いを求めているなら、是非♪あと、エンドロール後に……


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前売り特典:東京散歩マップ
(本当に歩いたらけっこー大変かもw)

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遠くの空に消えた
2007 / 08 / 19 ( Sun ) 17:30:07

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 評価:○       バラバラなままのパズル度:55%


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 空港建設をめぐって住民と空港公団の間で日々争いが絶えない馬酔村。そんな騒動の中、父親の仕事の都合で東京からやってきた亮介少年。地元の悪ガキ・公平とうち解けて、村の生活を堪能。ある日、亮介と公平は、不思議な少女・ヒハルと出会い、3人は意気投合することに。


 『感想』


 序盤は、どこか「トムソーヤ」的な感じで、都会から来た少年が田舎暮らしを満喫する様がとても微笑ましい。憧れのエリカがあっと言う間に亮介になびいて、ハートブレイクな上に「しね♪」と笑顔で言われては、公平と亮介の乱闘→友情芽生えるw


 UFOに父親をさらわれた信じ込む不思議少女のヒハル。田舎の村にはひとりぐらいいそうな育ちの良い娘っぽく、少し大人びて感じる。父親の形見?の望遠鏡。出来ることなら、あの受け皿に流れ星を落として欲しかったケド。(あれ?でも、ヒハルって何処に学校に通っているのよ?)


 中盤ぐらいまでは、少年たちの友情物語っぽくてそこだけでも楽しめればと思っていたのですが…なんだか、そんなに大きくない村に色々なエピソードを詰め込み過ぎです。まずが、主軸?なのか、「空港建設反対」。謎の鳥人・スミス。赤星。ヒハルの願い。そんなエピソードが最終的に集約されるのかと思いきや…


 で、一番なんなのか分からないのが、村人が集まる「BAR花園」。時代錯誤とゆーか、日本ですらない。異様過ぎ。(面白そうで雰囲気はキラいではないですが、あの村にあるのはどーかと思う)あと、空港建設に反対する青年団。青年団?いや、どー見てもチンピラです。村人は、公団と争う前にアイツらを何とかしないとダメだろ。(なんか和気藹々としているいが)


 そもそも、いつ頃の日本を想定して描かれているのか…ま、どーでもいいです。亮介と公平は、そんなオトナたちの「争い」を横目にいたずらに興じたりしてのびのびと過ごすのですが…あのう●こ爆弾を見ているとサランラップのCMの正しくない使い方を見ている気分になります(あと、そんなに公平の生尻見たくないです)


 で、亮介、公平、ヒハルは村で浮いている存在・赤星(木更津のオジーみたいな)と仲良くなり、村が一望できる丘の上を秘密基地にして友情を深める。そして、行方知れずだった公平の父親が村に帰ってくる(すでにこの親子の再会ぐらいでお腹いっぱいでした)


 青年団の連中は、兎にも角にも空港建設を反対していて、何故か暴れるのはいつもBRA花園。そこのママさん(大竹しのぶ)のキレっぷりは、なかなか見応えあります。思ったのですが、亮介の父親、公平の父親、みっちゃん(ママさん)は古い知り合いとゆー設定なら、ヒハルはみっちゃんの子供とゆー設定の方がすんなりするんですケド(みっちゃんとヒハルが親子だったとゆーのは、終盤で明かすとして)


 亮介の父親が村を追われる?原因となった「日本ふるねずみ」も実際に登場させればもう少しお話的にも感動出来たのでは?それとやはり、スミスはいらない。登場させるなら、もっとお話の主軸に絡ませないと、存在だけ出てきてもイマイチ、愛着が持てない。それと、謎の老人ふたり組。あのふたりも実は、老人になっった亮介と公平だったら面白いのに。(終盤まったく出てきてないですが…)


 物語ががらりと一変するのが、青年団の卑怯な作戦から。それまでも争いはあったケド、なんとなく「微笑ましい」ぐらいだったのに、いきなりチャカです。しかも、実際撃ってしまいます。発砲事件なのに、警察は変なタイミングでやってくるし、いきなり発砲とは…┐(゜〜゜)┌


 オトナたちの抗争に悩まされた少年のひとりが4人の秘密基地を破壊することで、ヒハルも傷つくことに。あの少年って、「女王の教室」のドロボー顔?懐かしい。ヒハルの父親の残した隕石と公平の父親が持って帰ってきた部族のお守りは、もともとひとつの石だった?


 ヒハルのため?村のため?に立ち上がった子供たち。いやいや、唐突過ぎだから!だったら、もう少し亮介とか公平が他の子供たちに呼びかける方を描いて欲しかったんだケド。ミステリーサークルもヒハルが本とかを読んでいてそこに描かれいる図形とかだと良かったよーな。で、その作戦の最中にドロにハマッた靴がなんで、コンクリにそのまま…


 結局、亮介と父親は、東京に帰ることになるのですが…公平と別れのシーンはベタでもいいから「お父さん、車止めてよ!」ぐらい言ってあげても。それから、あの旗を持った少年たち100人が車を見送るとか。あ、でも赤星のシーンは良かった。それとヒハルは何で見送りにこなかったのか?(亮介とヒハルの淡い恋心とかも描いて欲しかったが…)


 やはりどーにも各エピソードの繋がりが感じられず、もう少し絞り込んで描けばもっと素直に感動出来たかも。赤星のエピソードも本当なら哀しくて、それでも最後は笑顔になれそーうなのに霞んでしまっている。あと、やはりスミスは…(あの先生の恋の相手は他の誰かでも良かったかと)


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前売り特典:友情の旗?付きペン

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トランスフォーマー
2007 / 08 / 12 ( Sun ) 11:53:27

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 評価:☆        ガンダムだって夢じゃない!度:100%(キャスト抜き)


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


『あらすじ』


 カタールに駐屯する米軍基地に、3ヶ月前に撃墜されたハズの戦闘ヘリが突如の帰還。しかし、それは突如、機体を変形させ攻撃を開始する。一方、学校の単位の「A」を3つなんと取ったサムは、父親からご褒美として、中古車を買ってもらえることに。


『感想』


 夏の超大作の大本命!日本が産んだ「トランスフォーマー」が逆輸入とゆー形で再上陸!序盤から息も吐かせぬ大迫力の戦闘シーン!某オカマさんが見たら「どんだけ〜」って、連発することでしょうw最初のカタールでの戦い、分かりづらいですが1体の敵が途中で分離してるんですね(分離した方がスコーピオン型?として、更に追い打ちを)


 主人公のサムが乗ることになる「バンブルビー」。ハンドルの中央には「コンボイマーク」が刻印されてますw(あ、コンボイ司令官は、オプティマス・プライムとゆー名前になってます)序盤から冴えないサムをロボットながらラジオを使っていいムードを演出w仲間を呼ぶ時には、バットシグナルっぽい、コンボイシグナルでw


 お話として、コンボイたちの住んでいた星が戦争で壊滅し、そのどさくさで「星の核」とも言うべき物体が宇宙空間に放出。で、都合良くそれが地球に落下。それを悪用しよーとしていたメガトロンは、北極にエイリアンと一緒に氷漬け(別の映画と話がごっちゃになってるじゃねーか!)


 コンボイたちが出てくるまで少々時間がかかりますが、登場シーン、カッコイイです!カッコイイのにユーモラスな面もあり、サムの家での騒動は笑えますwあと、敵陣営に居るりある・ラジカセキングもあの小ささでけっこー厄介なヤツですが、行動バレバレじゃねーの?w


 サムのガールフレンド役の女優さん、なんだか日焼けしたジェネファー・コネリーに似ているよーな気がするのは、たましょくだけ?車好きとゆー設定が終盤で一応活かされていましたがw(バンブルビー@ガンタンク!w)


 さてさて、正義のオートボット・コンボイ軍団と悪のディセプティコン・メガトロン軍団の戦いの裏で、セクター7とゆーCP9みたいな組織まで登場して、何をしても許されるバッチを振りかざして、バンブルビーを苦しめることに(あの冷凍シーンは、ちょっと胸が痛い)


 全面対決になってゆくのですが、コンボイ軍団が自動車オンリーに対して、メガトロン軍団は、戦闘機、戦車、ショベルカーなどなど。ところで、コンボイがショベルカーを退治する時に使った「コンボイソード」は、なんで最後の対決で使わなかったのか?(カッコイイのに)友人は、メガトロンのヤラれ方が不満だったみたいですw


 あと、一緒に観に行った友人がサムにあるツッコミを。終盤、メガトロンからキューブを守り抜こうとするサムが市街を全力疾走するのですが、キューブの力が暴発?して、周囲にある物体に「生命」が宿ってしまうシーン。キューブは、使う者の心によって「善」にでも「悪」にでもなる。サムが持っていた時に暴発したキューブの力で「生命」を宿したトランスフォーマーは、悪だったのですが?w(自動販売機ロボットとかね)


 あと、それぞれに一応の役割があるのにちょっとそ辺を活かしきれてなかった部分はあったかと。メガトロン軍団も総勢で何体いるのかあやふやだしwそして、たましょく的には一番気になった部分は…「質量」ですかね。車からロボットに変形するとやけにロボットの方が質量があるよーな気がします(オートボットたちは、車などと融合するのではなく、形を似せることが出来る)つまり、ロボットに変形することで、本来の質量に戻るってこと?(そんな難しいことどーでもいいんじゃねーの?)あ、はい。


 評価は「☆」ですが、限りなく「★」に近い「☆」とゆーことで♪既に続編決定したとのことで、大気圏に消えていった残党の行方が気になりますw是非、次回作ではフジテレビ社屋、六本木森ビル、東京タワー、都庁、横浜ランドマークタワーなども変形させて欲しいところです!w


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前売り特典は、変形するボールペン!
(使い勝手は悪そうですが、けっこー気に入ってます♪)

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転校生 さよならあなた
2007 / 07 / 03 ( Tue ) 12:39:56

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 評価:★        名作は名作度:90%


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 両親の離婚をきっかけに、母親の田舎へと転校することになった斎藤一夫。幼い頃、暮らしていた時のことは、ほとんど覚えてないまま何処か懐かしい街並みを眺める。学校で担任に紹介されると、幼い頃、仲の良かった斎藤一美が一夫の「秘密」を暴露。


 一美のことを忘れようとしていた一夫だったが、すっかりペースにのせられ、一美の実家のそば屋にまで連れてゆかれることに。そば打ちようのおいしいわき水の場所「さびしらの水場」。ふたりは、そこで水を飲もうとして誤って水場に。もつれ合いながらもなんとか助かったふたりだが…なんと、なんの力か心と体が入れ替わってしまった。


 『感想』


 オリジナルの「転校生」は、未見なのですが、有名なお話ですよね。神社の境内の石段で転げ落ちたふたりが入れ替わってしまうお話。今回のこの作品では、石段ではなく、何やら意味深な水場に落ちることで入れ替わってしまう。


 まず、このヒロインの斎藤一美役・連佛(れんぶつ)美沙子。純和風な顔立ちに、ちょっと気の強さを感じさせるよーな目、めちゃくちゃ着物が似合う!序盤は、心が一夫になってしまった一美のドタバタ劇でとにかく笑わせてくれます。勇敢にも下着姿にもなりますが、まったくやらしさの無い、ユーモアたっぷりに描かれてます。


 一方、心が一美になった一夫も見た目も相まって、見事な「オカマちゃん」に。かと言って、キモいとゆー感じではないところがこの一夫役の森田直幸の持ち味なんでしょーね。で、一夫には、以前住んでいたところに「アケミ」とゆー彼女がいて、一美にも学級委員長の山本弘とゆー彼氏が(序盤、一美がこの山本弘の何処に惹かれたのか疑問に感じてましたが…)


 単に昔の幼馴染みの心と体が入れ替わっただけの話とゆーだけではなく、実は切ない男女4人の恋模様にまで発展するのですが、先ほど言った一美の彼氏の山本弘がキーマンになるんですよ。とっつきにくそうで融通が利かなさそうな見た目ですが、一美を思う気持ちは、誰にも負けない。何より、最初に「入れ替わり」に気付くのが彼なんですが、優しいんですよ。


 幼馴染みとは言え、何十年も交流のなかった両家は、ふたりの様子がおかしいことを互いの家の子供のせいにして、会わせないようにしちゃうのですが、会えなくなったふたりを繋ぐのが山本弘!一美へのラブレターで「君のためなら死ねる」なんてゆー某映画のタイトルみたいなキザなセリフを書きますが、このセリフも後に重要な意味をもってきます。


 序盤は笑いの連続なのですが、中盤以降の展開は泣かずにはいられませんでした。「またか」と思う反面、やはり物語の流れとしてそこに違和感がなければ受け入れられるもんで。一美の体を襲った病によって、一夫の心までも一美の体と一緒に死んでしまうかもしれないとゆー事態に。


 移動教室での温泉シーンで、一夫(体は一美)が「宝の山だ」だと言いながら、鼻血を流すシーンでゲラゲラ笑いながらも、そこからのふたりの急転直下ぶりに涙゚・(つД`)・゚ピアノが得意だった一夫は、一美の体でピアノを弾くのですが、その時唄う歌が「さよならの歌」(主題歌)すごく、この映画にマッチしていて、聴いているだけで泣けてくる。


 次第に体の弱ってゆく一美の体と一夫の心。そこに山本弘やアケミ、一美にいたずらをしよーとした病院のバカ息子(←この役をやっているのが…ヒ●シなのですが、この作品の中でやはり浮いているよーな気が)の協力もあって、一夫と一美は思いで作りの小さな旅?に。


 あの宿のシーン、思い出すだけで泣けてきます゚・(つД`)・゚本当に泣けます。通報される前に宿を去る時、旅の一座が無言で手を振る様にもグッときちゃいました。ふたりの旅は、入れ替わった原因となった「さびしらの水場」へ。ここでのふたりの会話が切なくも互いを思い遣るいい内容なんです。


 公開されたのが、6月だったので6月中に観ていたら間違いなく、上半期の上位作品になっていまいした。笑いと純愛に弱いたましょくにとっては、まさにツボでした。今すぐにでももう1度観賞したいと思うほどの作品。あと、大林監督の趣向なんでしょーか、カメラアングルが斜めのシーンが多いのが特徴的でした。あと、一美の姪っ子の女の子、なかなかの役者ですw

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ダイ・ハード4.0
2007 / 07 / 01 ( Sun ) 15:05:33

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 評価:☆        結局は金度:92%


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


 『あらすじ』


 FBIのコンピュータにハッキングをしかけてきた謎の犯罪組織。ハッカーのひとりを本部まで護送するはめになったジョン・マクレーン。愛娘から死んだ者扱いされながらも、護送任務のためにハッカーの家へ。


 そこで何者かに襲撃され、マクレーンは、ハッカーのマット・ファレルを連れて、なんとか彼をFBI本部まで護送しようとする。その頃、犯罪組織はデジタル化されたアメリカ社会を恐怖に突き落とす計画「投げ売り」の1段階目を実行する。またもやジョン・マクレーンはトラブルに巻き込まれることに。


 『感想』


 前作「3」から、12年ですか…。いやぁ、髪は薄くなってもブルース・ウィリスは老けないですね。60になってもフツーにジョン・マクレーンをやってくれそーな気概すら感じますwいつの間にやら、あの奥さんとは、別れてしまったよーですが、今回は娘がお話に絡んできます。


 サイバー・テロって言われても、実際にどーゆーのがサイバー・テロなのかいまいち分からんのですが、コンピュータを乗っ取る的なことなんでしょー(ホント、いまいち分かってない)前作では、傭兵部隊が敵でしたが、今回はインテリのプログラマーがマクレーンに対して、頭脳とデジタルで苦しめる構図。


 過去3作もかなり見応えのある作品でしたが、今回も規模、アクション、爆発とやりたい放題です。犯人たちの犯行声明?でアメリカの歴代大統領の演説を編集したビデオを流すあたり、日本の新聞の切り抜きで犯行声明文を作る手法に似ている。自分たちの足がつくことはなく、それでいて、見る者に大きなショックを与える。


 CMで見たカーアクションもさるこながら、今回はヘリコプターや末は戦闘機までもがジョン・マクレーンを狙い撃ち!ヘリコプターって、なんに小回りが利く上に、ビルの谷間でも飛べてしまうんですね。そんな機動性の高いヘリコプターを車で撃ち落とすジョン・マクレーンの産まれ持っての戦闘センスが非常に素晴らしい♪


 あと、今回は敵に格闘技を超越した女幹部がいるのですが…ジョン・マクレーン手加減しませんwこの女もまるで「ターミネーター」ばりにタフ(車に跳ねられたぐらいじゃビクともしない)なんですが、マクレーンにとっちゃ、敵か味方とゆー認識しかないので、女性に対して手加減なんかしてられません(命狙われてるし)


 あの発電所の大爆発は凄いッ!前回の船の爆発以上!迫り来るガス爆発の迫力が半端ない!で、今回の敵の目的は…怨恨なのかと思いきや、やっぱ金なのね。前回もそーでしたが、自由を勝ち取るためとか、誇りかけた戦いと言いながらも、やはり金でした。


 いつも思うのですが、ジョン・マクレーン自身かなり、タフですが、マクレーンが乗る車って、なんであんなにいつまでも走っていられるんだろw今回なんて、終盤、乗っているトラックが戦闘機に蜂の巣にされているのに、まだまだ走る。戦闘機のミサイルロックシステムだってかなり精度の高いモノだろーに…


 で、今回のマクレーンの相棒は、青二才なハッカーくんなのですが、アナログ人間なジョン・マクレーンをうまーくサポートしていました。最初はお荷物なのかと思っていましたが、ある意味でクライマックスあたりでは、彼の活躍なくして、物語は成立しない。


 見せるべきところは、マクレーンのアクションシーンなんでしょーが、ややFBIが物語から置いてけぼりされている印象。マクレーンとボウマンの間にももう少し信頼関係を感じさせられるシーンがあっても良かったかと。ま、でも概ね「ダイ・ハード」としては大満足です♪是非「5」もお願いしたい。


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前売り特典のIDカードパスケース
(ほぼ使い道ないと言ってもいい…)

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大日本人
2007 / 06 / 02 ( Sat ) 23:44:26

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お笑い的評価:★  物語的評価:◎


 評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)  


 『あらすじ』 


  日本古来より「獣」と戦う使命を帯びた一族「大佐藤」。謎の巨大生物から日本を守る一方で、その存在は徐々に世間から疎まれことに。そんな中、6代目「大佐藤」の生活が徹底取材されることに。


   『感想』  序盤、淡々とした中にも、シュールな笑いを織り交ぜ、「大日本人」がヒーロー像とかけ離れた「悩める男」として、ヒジョーに興味深く描かれてます。  ドキュメンタリー風な手法で、世間に疎まれながら、防衛庁の命令で、視聴率を気にしながら、戦かう姿は、家庭のために身を粉にしながらも、大して子供からは感謝されないお父さんのよーな。


  で、実際に大日本人の大佐藤が戦い始めてからがwもぉ、この際、「獣(じゅう)」のデザインは、あまり触れないようにしよー。最初の「締ルノ獣」は、どことなく「使徒」っぽくも思える(頭以外はねw)あとは…かなり独創的♪


  公開寸前まで、一切の内容が明かされなかったの良かった。つか、よくこの作品を「カンヌ」に持っていったなと、感心させられる。映画としての評価は、かなり手厳しいと思う。いや、クライマックス直前まで保たれていた、絶妙な「大佐藤=大日本人」の葛藤は、あの瞬間に消滅w


 いやぁ、コレを骨の髄まで楽しめるのは「ごっつ」好きじゃないとキツいでしょ。もちろん、たましょくはドストライ世代なので、ゲラゲラ遠慮なく笑い(≧▽≦)(ブヒャヒャ!ました(ほぼ、会場中全員)


 あらためて、松本人志とゆー人間の「お笑いセンス」の見事さを知るとゆー意味では、凄い作品に仕上がっていると思います。見る前は、キャスティングにUAとか起用されていることに「?」でしたが、すごいハマり役w犬の名前もウケたw(神木隆之介、まさかあんな役だったとはw)


  あのクライマックス。「あ、制作費が尽きたんだw」と感じる一方で、とてつ懐かしく感じました。まさかね、映画館のスクリーンで「ごっつ」やってくれるなんて思ってもみませんでした。


  しかし、「大日本人」の抱えた色々なモノがどーなってしまったのかは、とても気になる。大佐藤が取材の中で「怪獣」ではなく「獣(じゅう)」と表現しているところなんかは、すごく好きでした。


  あと、4代目の問題。いやぁ〜笑いの中にも息子(5代目)の役目に責任を感じ、なんとか6代目を助けたいと思う気持ち。それでいて、6代目も不甲斐なさとゆーか、使命感と度胸の無さの鬩ぎ合い。


  映画としての評価は…未知数としておきます。フツーの映画とはまったく違うモノだし、松本人志とゆー人は「お笑い」が何処まで通用するのか試してみたかったんでしょう。  ただ、第2回作品があるかどーかは…w

映画・た行 TB:23 CM:2 admin page top↑
大帝の剣
2007 / 04 / 07 ( Sat ) 17:28:35

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評価:○     あららぁ〜ら?度:60%


評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


『あらすじ』


 地球外から飛来した謎の鉱物・オリハルコンは、3つのアイテムとなり、地球上で多くの戦乱をもたらした。そして16世紀初頭の日本、オリハルコンの出来た大剣「大帝の剣」を持つ万(よろず)源九郎は、祖父の言葉に従い残り2つを探すために諸国を旅する。


 徳川に破れた豊臣は、唯一の血族の生き残りである舞姫でなんとか御家復興を画策する。舞姫は、忍の佐助をお供に徳川幕府を伐つ為の旅を続ける。時を同じくして、地球外では、2つの宇通船が激しく衝突し合い、地球へと落下。オリハルコンの持つ「力」を巡って、人々の欲と願いが渦巻く。


『感想』


 いや、全国的にほとんどの人が話題の「ブラッド・ダイヤモンド」を観に行っていると思います。たましょくもすっごい気になってるし、久々にレオ様をスクリーンで観てもいいかなぁ〜と思っていたのですが、なんか気付いたら…「大帝の剣」を。


 SFチャンバラ活劇です。OPしばらくしてから流れる宇宙船シーン、個人的に「なかなかやるなぁ〜」と思いながらも、そこはメインではないんです。祖父の言葉で大儀を背負うも、本人は「おもしろい」ことが好きなだけの荒くれ者な万源九郎。


 最初のチャンバラ、阿部ちゃんと前田愛のやりとりは、堤さんらしくて面白かったw緊張感はあまりないケド、そーゆー映画じゃないと割り切って観れば面白いかもw意外と血飛沫ドバァーで、容赦ない源九郎。腕だろーが、首だろーがスパスパ斬り落とす。


 出てくる人物が、全てどこか「ヌケてる」感じなのも、堤ワールド。冒頭、宇宙人に乗り移られて石を喰う華麗なる一族なハセキョーとか、忍者なのに刀は持たない主義の佐助(クドカン)や、跳躍力はあるのに、着地がヘタな忍に大倉孝二。中でも一番、ウケたのはほとんどまともな言葉発しない「黒虫」の六平さんw


 ヒロインは、ハセキョーですが、謎の美剣士役で黒木メイサ。重要な役なのか、そーじゃないのかギリギリのラインをいったりきたり。ハセキョーの簪ももっと重要なアイテムなのかと思ったケド、そーでもなかったし。


 津川雅彦、本田博太郎などのベテラン陣があえての脇役で、何故か源九郎の敵は、竹内力。これもイマイチ、パッとしない特殊メイクな怪人(いや、一応、忍者です)なのに、なんか図太いんですよ。個人的には、遠藤憲一さんの方がキャラ的に上だったよーな(え?どっちもどっちですか?w)


 今年に入って、邦画の「時代活劇モノ」けっこー観てますが、どれも今ひとつなんですよね〜。今作も堤さんらしさは、あったよーに思うのですが、かなりの大味。しかも、最近にありがちの成功次第では「続編」的な終わり方。ラストの岩の形…名前までちょっと。


 この作品って、確か、当初は昨年の秋〜冬ぐらいの公開予定だったハズ。何故に、半年もズレ混んだのか、そっちの方が気になったりもしますが、まぁいいです。それなりに楽しめますが、あまり期待しない方がいいです。


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前売り特典は、ケータイクリーナー
(使う気が失せそうなデザインですwま、使わないケド)

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ドリームガールズ
2007 / 02 / 17 ( Sat ) 17:31:56

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評価:◎  歌は心度:80%


評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


『あらすじ』


 アメリカ、デトロイトで未来のスターを夢見る3人のヴォーカリスト「ドリーメッツ」。その抜群の歌唱力を見抜かれ、中古車ディーラーのカーティスがマネージメントをすることに。ローカル・スターのジミーのバックコラーラスとして舞台に立つことに。


 抜群の歌唱力によって人気は急上昇。しかし、ヒット曲を出しても白人社会への進出の壁は立ちはだかる。ヒット曲が平然とパクられのが現状。ショー・ビジネとしての曲作りをより強く打ち出したいと考えるカーティスは、3人の中で一番見栄えのするディーナをメインボーカルに据え「ドリームズ」と改名して、更なる進出を目論む。


 


『感想』


 一昨年の「オペラ座の怪人」、昨年の「プロデューサーズ」と、年に1本ぐらいはミュージカル映画をチェックしよーと思い「ドリームガールズ」。最初、何も知らなかったので「コレって実話?」と思ってしまうよーなアメリカンドリームを掴もうとするサクセスストーリー。


 冒頭から惜しみなく流れる声量のある曲の数々。多分、アメリカにはこーゆー実力を持ったアーティストがゴロゴロいるんだろなぁ〜と感じます。さて、ローカル・スターのジミー。実力はあるケド、すぐにコーラスの女に手を出す、女癖の悪さが。それよりも、サンドイッチにタバコを押しつけるシーンは、掴みとしては失敗じゃないかと。


 歌うことを夢みて、ステップアップしてゆく3人のボーカリストたち。3人の中で抜群の歌唱力を誇るエフィー、実力・プロポーション共に兼ね備えたディーナ、そんなふたりと夢を共有しながらも、ジミーと恋仲になってゆくローレル。


 売れるための努力がいつしか貪欲な「成功」へと変化し、歌を愛する気持ちは、やがて人を妬み、け落とす手段へと変貌。「勝ち組」と「負け組」の歌で歌を潰す骨肉に争い。メインボーカルをディーナに奪われたエフィーの心の中に嫉妬心と猜疑心が生まれ様は、絶対的な歌唱力に対する自信を捨てられない彼女のプライドの高さが伺えた。


 エフィーがメンバーやカーティスと袂を分かつシーン、ケンカをミュージカル調でやるとあんなにも聴き入ってしまうよーなシーンになるんだろーか。いや、出演者たちがいかに腹から声を出しているのかよーく分かります。エフィーがカーティスを引き留めようと歌う歌詞が半分「ストーカー」ちっくなのに、歌唱力の圧されちゃいましたw


 歌のシーンだけなら「☆」の評価でもいいぐらい!ふだん、まったく洋楽を聴かないたましょくでもこの映画のサントラは欲しいと思うほどに。ディーナ役のビヨンセ(日四瀬←間違って漢字変換したらこんな字になった(爆))エフィーほどの声に迫力はないですが、さすが第一線で活躍する本物の歌い手だけに、お見事!


 成功を勝ち取りながらも、自分のやり方に背く人間を「トカゲのシッポ切り」のよーに扱うカーティスと彼に見捨てられた人間が終盤でぶつかる様が「目には目を!歌には歌を!」といった感じで、再デビューを果たしたエフィーを金で潰しにかかったカーティスは、彼女らが味わった屈辱を自らの手で再現してしまうあたり、なんとも言葉もありません(ディーナも、まさかエフィーの歌をカバーさせられたことには、ショックを隠せない様子)


 カーティスの独善的なやり方があちこちでほころびを見せるクライマックス。「ドリームズ」最後の舞台で、真の「ドリームズ」が揃ったところは感動しちゃいました。彼女らをメジャーに押し上げたジミーの死…クスリに溺れてしまったケド、スポットライトの中で自分らしく歌うことだけは貫きたかったんだろーな。

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どろろ
2007 / 01 / 27 ( Sat ) 19:54:02

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評価:◎


評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)


『あらすじ』


 戦乱の世、終わることのない血で血を洗う争いの中、醍醐景光とゆー武将は、敵軍勢をうち破るため、魔物の巣くうお堂で、ある契約をする。奥方が身ごもった胎児の身体の四十八カ所を人身御供として捧げ、悪鬼の力を手に入れる。


 体の四十八カ所を奪われた子は、育ての親によって疑体を授けられる。そして、自らの体を取り戻すため、妖刀「百鬼丸」を左手に仕込み、諸国を旅する。そして、その妖刀をあわよくば奪おうと付きまとう盗人こと「どろろ」が百鬼丸の旅のお供をするこに。


『感想』


 冒頭の中井貴一の契約シーンがやたらと芝居がかっていて、やや大袈裟。んでもって、自分の子の体を生け贄に手に入れた力って、どんな力?百鬼丸の出生が語られる回想シーン。マッドサイエンティストの研究所?あ、「どろろ」って、ひょっとして「マダラ」に影響を及ぼした漫画なのかな?(原作読んだことないです)※「マダラ(ホントは漢字)」は、むか〜し、ゲーム雑誌に連載されていたある漫画。


 んー一番気になったのは、CG…もう少し、もう少し何とかなりませんでしたでしょーか?あと、序盤の踊り子たちが確実に現代っぽく見えてしまうんですケド。無口な百鬼丸と饒舌などろろのコンビは、良かった。特に柴咲コウの「男っぷり」は、かなり見物です。


 この作品、どーしてもオダギリジョー&仲間由紀恵の「SHINOBI」と比べてしまう。CGレベルは同じぐらい。ま、こちらの方が恋愛要素はかなり薄いので、アクション映画として比べるならこちらの方が良いかな。


 魔物たちは、大小様々出てきますが、「おぉ」と思えるほどのヤツはおらず。ただ、途中であからさまに「エイリアンの卵」を意識しているであろうシーンには、クスリとさせられましたが。あ、最初の蜘蛛怪人みたいなのは、まぁまぁだったかな。(蛾怪人とかは…)


 冒頭でも書きましたが景光がどんな力を手に入れたのか不明。力を手に入れて、20年経っても天下統一出来てないのだがら、さほど凄い力でもないんじゃないかと。更なる力を求めて魔物に体を明け渡すも、「武士」としての心は捨てきれなかったあたりは良かったです(簡単に自分の妻を切り捨てましたが…)


 魔物に体を明け渡した実の父親と対決し、本当の心臓を手に入れ、「胸の痛み」を覚えた百鬼丸。その痛みの意味を知るにはもう少し時間がかかるのかなぁ〜。男として生きてきた「どろろ」が最後に見せた「泣き」は、柴咲コウならではの「怒り泣き」とでも言うべき演技ですかね(実際に怒ってるのではなく、歓びの裏返し?)そして、どろろが百鬼丸に見舞った最後の一撃、そこは本物だったのか、偽物だったのかw


 全体的に無難な作りでしたが、柴咲コウの「どろろ」っぷりにちょいおまけ気味で「◎」とゆーことで。あと、多分「続編」作る気まんまのよーな終わり方。

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